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TRENDLIFESTYLE

2023.07.10

東方神起 約3年ぶりのツアーを完走!最高クラスのパフォーマンスで魅了した東京ドーム公演をレポート

東方神起、約3年半ぶりとなった全国ツアー「東方神起LIVE TOUR 2023~CLASSYC~」。2月11日の愛知・日本ガイシホールからはじまり、4月30日の新潟・朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターまで全国8都市16公演を完走。さらに京セラドーム大阪2DAYS、東京ドーム2DAYSでの追加公演が行われ、総動員数は約30万人! 今回は6月24日に行われた東京ドーム1日目の模様をお届け。

東方神起

レッドオーシャンで迎えられ、1曲目からヒートアップ

東方神起

日本でのツアーは2019年の全国5大ドーム以来、約3年半ぶりとなる東方神起。約30万人を動員した全国ツアー「東方神起LIVE TOUR 2023~CLASSYC~」が、6月25日に幕を閉じた。通算30回目となった東京ドーム公演。なんと、海外アーティスト最多公演記録を更新!
東京ドーム初日の6月24日。開演を待ちわびるファンが掲げるペンライトで会場が真っ赤に染まった。

「最高! 今宵は宴だ 最強! 皆々踊りな~ さあ行こう!」と1曲目にふさわしい「MAHOROBA」でスタート! スクリーンに2人のシルエットが映し出され、白いボックスが下りてくるが、登場したのはステージの下からというユニークな演出で、会場をわかせた。
さらに「Sweat」で一気に会場が熱くなり、赤く光るペンライトのように2人のパフォーマンスも情熱的になっていく。アメコミ風の映像とともにはじまったのは、「Special One」。

「みなさんと最高な一日を送りたいと思って、東京ドームに戻ってきました」(チャンミン)、「東京ドームのみなさん、今日はちゃんとついてきてくれますか?」(ユンホ)、「さあ、いってみましょう!! 東方神起ライブツアー2023 クラシック幕開けです!!」と笑顔であいさつ。

東方神起

「信じるまま」では、透明のムービングステージでアリーナ後方へ移動しながら、ダンサーとの息の合ったパフォーマンスを披露。これまで遠くにいた2人が近づいてくると、後方スタンド席は歓喜にわいた。
2人のきれいな高音が東京ドームに響き渡った「I Think U Know」。パワフルに踊りながらも、息を切らさずに歌い上げる歌唱力はさすがのひと言だ。すでにクライマックスを迎えたようなステージング。

ソロパートでそれぞれの魅力が爆発

東方神起

熱量が上がった会場をクールダウンさせるように、おとぎ話のような映像が挟み込まれ異世界へと誘ってくれる。ストーリー性のある映像は、この後もステージの雰囲気を変える役割を果たしていく。
ダンサーのエモーショナルな踊りが印象的だった「Believe In U-Two of Us ver.-」。さらに「Storm chaser」「Like Snow-White」とミュージカルを見ているかのような演出が続き、その世界観にどっぷりとつかることができた。

東方神起

ソロパートではユンホが「Thank U-Japanese Ver.-」を披露。映画のような壮大な映像とのコラボレーションで、ユンホの色気ある男らしさを存分に発揮した。
白い衣装に身を包んだチャンミンは、まさに王子様。いや、KINGの風格で「Fever-Japanese Ver.-」を熱唱。力強い歌声とダンスに呼応するように炎が燃え上がり、ステージを赤く染めた。

サマーソングの応酬!新曲「Lime & Lemon」も披露

東方神起

ステージを華やかに彩ってくれるダンサーの紹介でひと盛り上がりした後は、二手に分かれて小さなトロッコに乗り、アリーナ内を移動。「High time」からサマーソングを畳みかけ、梅雨明け前の東京を夏色に瞬時に変えていった。ファンとの距離をぐっと縮め、会場の一体感が生まれたところで、新曲「Lime & Lemon」を披露。さわやかなメロディにのせて、ちょっぴり刺激的な夏を表現した楽曲は、この夏、欠かせない1曲になりそう。サビのLLポーズもぜひ覚えたいところだ。

夏気分に浸ったあとは、トークタイム。
「ごぶさたしています3年ぶりに東京ドームに帰ってきました」(チャンミン)、「絶好調に仕上げてきましたよ」(ユンホ)と軽くあいさつ。
チャンミンは「東方神起として東京ドームに立つのは本当に久しぶりなんですよ。SMタウンはユンホがいなくて寂しかった。今回、一緒に戻ってこれてうれしいです」と、ユンホと同じステージに立てることを感慨深げに語っていた。
足を負傷したことを公式サイトで報告していたユンホが、「足を怪我してしまったけれど、一生懸命頑張って、みんなの姿を思い浮かべながら、仕上げてきました」と言うと、会場中から大きな拍手が鳴り響いた。
「僕も心配でしたが、必死にリハビリしている姿を隣で見てきたので見ていたので、最後までサポートします」とチャンミンが語るとさらに会場から歓声が上がった。

ツアーのタイトル「CLASSYC」について、「最上級、そして一流のことですから、一流のチャンミン様、ユンホ様…」とユンホが言うと、「一流って自分で言っちゃう?」とお茶目に返しながら、「一流のファンのみなさんに支えられてきましたから」とうまくまとめるチャンミン。

続いて新曲の話題に。「『Lime & Lemon』は、色々な規制から解放された、特別な夏だから、もっともっと盛り上げていきましょう、楽しく過ごしましょうという思いが込められています」と、新曲への思いを語ってくれた。

「次に歌う曲はこれからの素敵な未来を期待しながら歌いたいと思います」とはじまったのは、「Good Days」。再びムービングステージを使って、アリーナを移動。スクリーンに歌詞が映し出され、口ずさむ人も。東方神起とファンがひとつになっていく。

キャリアを感じさせる圧巻のパフォーマンス

東方神起

情熱的な赤のジャケットに着替え、再びステージに現れた2人。トランペットなどホーン隊を含めた厚みのあるバンドサウンドとともに、熱のこもった歌声、迫力のダンスでファンの心をがっちりとつかんでいく。

2人の美しいハーモニーが、切なさを誘う「Bolero」。全身を使って曲の世界観をエモーショナルに表現。チャンミンの繊細なハイトーンボイスを支えるようなユンホの優しく力強い歌声に圧倒され、この日のクライマックスを迎えた。“君の居場所はここにある”と2人で向き合って歌い、泣きのギターフレーズがぐっと心に迫ってくる。スクリーンに映し出される満月と2人の姿があまりにも美しく、息をのむ会場。

そして、本編ラストは「Rising Sun」。どこにそんな力が残っているのだろうかと思うほど、エネルギッシュだ。メインステージから左右にのびる花道までほとばしる火柱、さらにムービングステージで中央へ移動し、気迫のパフォーマンスを繰り広げる。最後まで伸びやかな歌声と、鬼気迫る表情に圧倒されっぱなし。ユンホも足を怪我しているとは思えないほどの一流のダンスで魅せる。2人の魂が燃え上がるように火柱が上がる演出が印象的だった。

東方神起

懐かしい曲も!最後まで熱量の高い思いを届けた

「東方神起! 東方神起!」という掛け声で最高のステージを称え、レッドオーシャンでアンコールを待つ会場。そしてはじまったのが「CLAP!」。なんとライブで歌うのは15年ぶり!
“no oh no oh oh oh”とファンとの掛け合いを楽しみながら、「東京ドームすごいですね~」とファンの声を嬉しそうに聞く2人。

「昔の曲と言いましたけど、それだけみなさんが応援してくれているんですよね」とチャンミン。ユンホから「本当にラストです。ラストスパート、いけますか?」の声に「イエーイ」と大きな声で答える会場。「アゲアゲで行きましょう!」と左右の花道に分かれていく2人。「ウガ! チャカ! オラ! 東京ドーム!」の掛け声を繰り返し……。
「声が小さいですね。このままでは次に進めないですね、がっかりだわ」とチャンミンが言うと、「もっともっと、すごいと思うよ!」とユンホがあおる。「このままだと本当に帰っちゃいますよ」といたずらっ子のような笑顔で返すチャンミン。
「最後にもう一回やってみましょう。大きい声でね!」と会場をさらにあおり、「ウガ! チャカ! オラ! 東京ドーム!」とさらに大きな声が東京ドームに響き渡った。

ライブもクライマックス。フロートに乗り、「OCEAN~ウィーアー!~Summer Dream~Somebody To Love」と、メドレーで駆け抜ける。
サイン入りボールやフリスビーが観客席に投げ込まれ、コロナ前の世界が戻ってきたことを実感する。ファンの声援をエネルギーにし、最後まで力を振り絞り、遠くの席のファンにもしっかりと笑顔を届けた。
「ウィーアー!」では、みんなでTポーズをしながら跳ねるのが楽しい。東京ドームの天井にも「T」の文字が浮かんでいた。「Somebody To Love」はいつか大切な人と出会い、本当の恋をしたいと願う切ないラブソング。感情たっぷりに歌い上げながら左右の花道に分かれて、3階のスタンド席まで会場を盛り上げていく。

ラストを飾るのは「With Love」。
“何もない毎日を幸せと呼びたい”“いつも通りまた朝が来るまで 愛こそが今必要だから”
コロナ禍を経て、何気ない日常の大切さを実感した今、「With Love」の歌詞はぐっとくるものがある。“ララララ~”と東方神起と会場の声がひとつになり、感動のフィナーレを迎えた。

3時間超えのステージを支えてくれたダンサーとバックバンドに感謝を伝え、さらに「東京ドームのみなさんに拍手を!」と会場にいる全ての人を称え、何度も「ありがとう」の気持ちを届け、ステージを後にした。

貫禄のパフォーマンスと、いつも変わらないフレッシュな笑顔。翌25日で通算30回となった東京ドーム公演。全国ドーム公演は89回というから驚きだ。これからさらに記録を更新し、ファンとの思い出を増やしていくことだろう。

東方神起

セットリスト

M1. MAHOROBA
M2. Sweat
M3. Special One
M4. The Reflex
M5. 信じるまま
M6. I Think U Know
M7. Believe In U-Two of Us ver.-
M8. Storm chaser
M9. Like Snow-White
M10. Thank U-Japanese Ver.-
M11. Fever-Japanese Ver.-
M12. High time
M13. Rat Tat Tat
M14. Hot Hot Hot
M15. Lime & Lemon
M16. Good Days
M17. STILL
M18. Epitaph~for the future~
M19. PARALLEL PARALLEL
M20. No Sympathy
M21. Bolero
M22. Rising Sun
〈EN〉
E1. CLAP!
E2. OCEAN~ウィーアー!~Summer Dream~Somebody To Love
E3. With Love

東方神起(とうほうしんき)
2003年12月26日に韓国でデビュー、2005年4月27日に日本デビューを果たした。その後はアジア各国に活動の場を広げる。6月28日に「Lime & Lemon」をリリースしたばかり。
https://toho-jp.net/

TEXT=岩淵美樹

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