【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#13】操作性と値段に大きな違い!カニが殴り合って王を決める『カニノケンカ』
2022-05-01 13:00 投稿
アクションのスイッチ、無料のスマホ!
スマートフォン・タブレットとコンシューマー機の両方で配信されている作品を比較していく企画の第13回。
今回は、カニとなってハサミや武器で殴り合う『カニノケンカ』を取り上げる。
比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像をしていく。
【価格】
iOS:無料
Android:無料
※スマホ版はアプリ内課金あり
ニンテンドースイッチ:2400円(税込)
PC(Steam):1980円(税込)
『カニノケンカ』とは
・カニとカニが殴り合うアクションゲーム
・刃物や鈍器、銃器に乗り物と何でもアリの戦い
・キャンペーンモードでは育成要素もアリ
スマートフォン版とニンテンドースイッチ版の違い
・スマートフォン版は基本無料
・ニンテンドースイッチ版はモーションセンサーでの操作が可能
・スマホ版とSteam版には“シカ”が使用可能なカニとして登場
あなたはカニです
『カニノケンカ』は、タイトル通りカニがバチバチに殴り合うアクションゲーム。
相手をひっくり返してスリーカウントが入れば勝ち、というルール以外は武器ありビームありの何でもありの戦いが展開する。
本作にはキャンペーンとバーサスの2モードが用意されており、キャンペーンではチュートリアルと全7章の戦いを、バーサスでは参戦するカニやステージが選べる自由な戦いを楽しめる。
キャンペーンモードではゲームを進めるにつれて攻撃方法などが増えていくほか、戦いで得られるファイトマネーを使ってカニの強化を行ったり、武器やカニの購入ができる。
購入可能なカニもキャンペーンの進行に従って増え、同時にバーサスモードで使用可能なカニも増えていく。
カニの攻撃方法は基本的にはハサミでのパンチや掴み攻撃だが、メインとなるのは鈍器や刀剣、銃器まで出てくる武器を使った攻撃だ。
ステージ内のオブジェクトを掴んで武器にすることもできるが、ステージ開始前に持ち込む武器を選択することも可能(キャンペーンモードの場合は武器を購入する必要アリ)。
カニが殴り合うだけでも見た目のインパクトは強いが、そこにナイフやメイス、果てはロケットやスクーターなど、さまざまな武器が加わることでさらに異様な光景が広がる。
インパクトの強さでいわゆるバカゲーに思える本作だが、物理演算を使っていることもあり、同じ試合展開は二度とないとすら言え、対戦ゲームにありがちなハメなどは存在しない。
やり込んでいるプレイヤーからは遊べば遊ぶほど強くなる研究性もあると言われており、笑える見た目ながらしっかり遊べるアクションゲームだ。
大きな違いは価格と操作性
『カニノケンカ』のスマートフォン版とコンシューマー版の違いだが、まず最大の違いは値段設定。
スマートフォン版は基本無料となっており、一部カニや武器は課金アイテムでの購入となるものの、課金アイテムはキャンペーンの進行や動画広告の再生でも獲得可能。
キャンペーンモードのボリュームなどゲーム内容に大きな差はないため、値段の面では圧倒的にスマートフォン版に軍配が上がる。
もうひとつ大きな違いとなるのは、操作性だ。
ニンテンドースイッチではJoy-Conを左右の手に持つことで、手の動きによってカニのハサミを操作するという、カニとの一体感を味わうことが可能。
一方スマートフォン版はタッチ操作への最適化がされており、攻撃、防御、掴み、武器を投げるといった動作をタッチだけで簡単にこなせるようになっている。
動かしやすさで言えばスマホ版、アクション感&カニ感で言えばスイッチ版といった塩梅になっており、ここは個々人の好みが出るところだろう。
細かい点ではあるがグラフィック面でも差が見られる。
スマートフォン版はニンテンドースイッチ版に比べてグラフィックがデフォルメされており、またバトル中は移動用のボタンが表示される点でも画面の見映えが異なる。
また、スマートフォン版とSteam版では操作可能なカニ(?)としてシカが登場する。
こちらは『ごく普通の鹿のゲーム DEEEER Simulator』に登場するシカで、出展元の作品ほど無秩序なことにはならないが、カニの戦いに2体のシカが合体した状態で参戦というカオスを提供してくれる。
まずはスマホでお試し。同じ場所で遊ぶならスイッチで
スマートフォン版とニンテンドースイッチ版で異なる操作感が楽しめる『カニノケンカ』だが、タッチ操作のシンプルさと何よりソフト自体が無料なことを考えると、まずオススメしたいのはスマホ版だ。
リリース後などに作品名や映像を見てどんな作品なのかと思った人は、まずスマホ版で実際に触れてみるといいだろう。
スイッチ版は身体を動かして操作ができるという独自性があるので、友だちと同じ場所でプレイするという目的があるならスイッチ版もアリだろう。
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