上野東照宮「金色殿」を10、11月に特別公開 拝観申し込み受け付け中

2022年9月27日 07時30分
 重要文化財の上野東照宮(東京都台東区上野公園)の社殿内部=写真、区提供=が十、十一月に特別公開される。現在、拝観の申し込みを受け付けている。
 徳川家康をまつる上野東照宮は津藩主の藤堂高虎と天台宗の僧侶天海により、一六二七(寛永四)年に創建された。五一年に三代家光が造り替えた社殿は「金色殿」とも呼ばれるきらびやかな造りで、江戸時代初期の絵師、狩野探幽が描いたとされる障壁画もある。
 特別公開は博物館や美術館、寺院が集積する上野公園一帯で今月から開かれている文化の祭典「上野の山文化ゾーンフェスティバル」の三十周年を記念した企画。
 拝観を受け付けているのは十月三十日(二日締め切り)、十一月十三日(十月十六日締め切り)のいずれも午後一時と同二時の各回。「たいとう文化マルシェ」のウェブサイトかハガキで申し込む。参加費五百円。定員は各回二十五人で、応募多数の場合は抽選。問い合わせは区文化振興課=03(5246)1153=へ。(浜崎陽介)

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