「すごすぎる天気の図鑑 雲の超図鑑」はとりあえず一家に一冊置いておけと思う理由 #321冊目 #1000冊紹介する
先日、とあるところでごいっしょする機会もあり、というかその前から読まなきゃと思っていた荒木健太郎さんの一連のすごすぎる天気の図鑑シリーズ。
せっかくなので、今のところの最新刊である「すごすぎる天気の図鑑 雲の超図鑑」を読みました。
で、もう最初のページで感激してしまいました。
雲(というか天気)というものを考えるときにいちばん大事な概念って、一見透明にしか見えない空気をかたまりとしてとらえることにあるのですが、その空気のかたまりをパーセルくんという呼称で擬人化しています。
つまりですね、基本は、この本は子供向けに書かれている本ですから、わかりやすい平易な表現をできるだけ使っているのですが、大事な考え方については端折ってないんですよ。なにそれ最高か。
もちろん、考え方をすっとばして、現象だけをわかりやすく説明すること自体を全否定はしません。
でも、特に天気のようなジャンルだと、自分で「天気って空気のかたまりなんだ」と自力でたどりつけるほど天気に興味でもない限り、そこにはなかなかたどりつけないわけです。
ということで、我が家の子供がうっかり手に取りそうなところに忍ばせておく一冊として確定いたしました。
で、さらに玉川高島屋では、「すごすぎる天気の図鑑」シリーズの展覧会も開催されています。開催期間は、2023年7月21日(金)〜8月6日(日)まで。
夏休みの自由研究の手助けになりそうなオススメのネタをピックアップして、
写真や図解、イラストをふんだんに使ってご紹介。
さらに、不思議な映像空間や光の演出、防災を楽しく学べる体験コーナーもご用意!
夏といえば、入道雲で自由研究の季節でもありますから、そういう意味でも、子供のいる家庭ならなおさらのことおすすめの1冊です。
▼すごすぎる天気の図鑑 雲の超図鑑