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MYSELFウェルネス

2023.07.10

植物の繁殖に人間も携わっている!自然界の循環を想う

染色を中心に自然素材や廃材を使った作品制作を行う現代美術家・山本愛子さん。染色と旅を通じて得た、ささやかな気付きをつづる。今回は、植物と人間の共生についてのお話。【連載「植物と私が語るとき」】

種の旅、植物と人間の共生

植物学ー種の旅トップ

広大な美瑛の大地に広がる藍畑。

暑さが少しずつ訪れますね。私はこの夏、北海道の美瑛町に滞在する予定です。美しい風景で有名な美瑛には、「藍染結の杜」という藍の文化施設があります。ここでは、藍の栽培から始まり、藍染め体験や藍の葉を使用したお茶やスイーツが楽しめます。私はご縁があり、この施設の藍の種の一部を提供しています。

藍染めの染料は、タデ藍という植物の葉が原料です。藍は一年草のため、私は毎年自分の庭で育てた藍の種を美瑛へ送っています。美瑛では初雪が秋に降るため、種を収穫する前に雪が降ってしまうのです。私の庭では限られたスペースで藍を育てていますが、その収穫した種が美瑛町の広大な土地に広がっている様子を目にしたとき、その美しさと植物の繁殖能力に圧倒されました。

植物は一度地に根を張れば、大きく移動することはありません。一方で、動物や風の力を借りて種が繁殖していく姿は、とても軽やかです。私が藍を育てたり種を分け与える行為も、植物の生存戦略の一環に巻き込まれているような気がします。タンポポの綿毛に触れたり、スイカの種を飛ばしたりと、誰もがそんな経験を持っているのではないでしょうか。私たち人間は、植物が生きるための「共生の一翼」を担っているのですね。

山本愛子(やまもとあいこ)
1991年神奈川県生まれ。東京藝術大学大学院先端芸術表現科修了。自身が畑で育てた植物や外から収集した植物を用いて染料を作り、土着性や記憶の在り処を主題とした作品を制作している。

TEXT=山本愛子

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