日本アカデミー作品賞など8冠王を占めた日本映画「ある男」(監督石川慶)が、8月30日韓国で公開されます。

10日、配給社が公開日と共に、「ある男」のローンチポスターを公開しました。 「ある男」は、死んだ夫の名前、過去、すべてが別人のものであったという事実が明らかになって、正体不明なある男Xの偽りの人生を追っていく追跡ミステリー映画で、第70回読売文学賞を受賞した平野啓一郎の同名小説「ある男」を原作にした作品です。

ここに、濱口竜介監督と共に現在の日本映画界を代表する若い巨匠と称される石川慶監督が演出を務めました。 デビュー作「愚行録」(2017)で「第73回ヴェネツィア国際映画祭」オリゾンティ・コンペティション部門に選出されて、評壇と観客の両方をひきつけた彼が今回の作品でもう一度俳優妻夫木聡と会って期待感を加えます。

昨年、プサン(釜山)国際映画祭のクロージング作に選ばれて、一度韓国の観客に会ったことがある「ある男」は、公開当時没頭度のあるストーリーと俳優の輝く熱演、そして完成度の高い演出力を見せたという絶賛を引き出しました。 それだけでなく、日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ、計8部門を席巻して、「第73回ヴェネツィア国際映画祭」オリゾンティ・コンペティション部門の招待作に選ばれました。

韓国公開確定のニュースと共に公開されたローンチポスターは、ミステリーな男性の後ろ姿が写っていて、注目をひきつけます。 ここに「愛と死、真実と偽りの曖昧な境界に関する省察」という海外好評レビューが加わって、映画の内容に対する期待感を与えます。