国内最大級のダンス大会 日本一に輝いたのは沖縄の小学生チーム


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オールジャパンスーパーキッズダンスコンテスト2019ファイナルの小学生部門で緩急あるダンスを披露し、優勝したダンススタジオミルクの「ライジングフィスト」=18日、千葉県の舞浜アンフィシアター(株式会社バッシライン提供)

 【北谷】18日に千葉県で開催された「オールジャパンスーパーキッズダンスコンテスト2019ファイナル」の小学生部門で、北谷町のストリートダンススクール「ダンススタジオミルク」のチーム「ライジングフィスト」が県勢初の優勝に輝いた。全国から約1800チームが応募した国内最大級のダンス大会での快挙に、スタジオミルク校長の仲村こづえさん(40)は「11回目の挑戦で、やっと夢だった日本一を取れた。信じられないくらいうれしい」と興奮気味に語った。

 同ダンススタジオは昨年10月の県大会で小学生と中学生の部でダブル優勝を飾り、全国大会の切符を獲得した。小学生の部に出場した「ライジングフィスト」は5、6年生の5人で構成。喜怒哀楽をテーマに緩急のある動きで表現した。

 目標の全国一を目指し、県大会以後も元日以外はすべて練習に励んだ。リーダーの塩川優空さん(12)は「練習ではつらい時もあったけれど、沖縄に初めてトロフィーを持ち帰れて、今まで頑張ってきて良かった」と話した。

 2部門ともに同じスクールから出場とあって、父母など約75人が会場に駆け付けた。優勝発表時には、「ライジングフィスト」がダンスに使用した音楽が流れ、その後に優勝を告げるアナウンスが流れると、メンバー、大応援団ともに絶叫して喜んだという。

 中学生部門に出場した「ミルクフレーバー」も全国の予選を勝ち抜いた決勝の36チーム中17位になった。