大阪震度6弱

ラッシュ直撃 「一緒にいた子が」児童犠牲

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地震の情報を得ようと大型ビジョン前に集まる人たち=JR大阪駅で2018年6月18日午前9時5分、木葉健二撮影
地震の情報を得ようと大型ビジョン前に集まる人たち=JR大阪駅で2018年6月18日午前9時5分、木葉健二撮影

 大きな揺れが朝の都心部を襲った。18日午前、大阪府北部で最大震度6弱を記録した大地震。新幹線や各在来線は運転を見合わせて通勤・通学ラッシュを直撃し、主要駅は多くの人があふれた。大阪府高槻市で小学校の崩れた壁の下敷きになった小4女児(9)を含め計3人が死亡した。水道や電気などのインフラもトラブルが続いた他、火災や家屋の倒壊が相次ぎ、近畿地方の各地は大混乱した。

 「一緒に登校していた女の子が壁の下敷きになっちゃった」。午前8時ごろ、大阪府高槻市栄町3の市立寿栄(じゅえい)小学校の出入り口で、立っていた男性警備員(70)に、駆け寄ってきた女児が伝えた。

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