「賢治を魚向会」・9月例会。

たくさん採れた「ゴーヤ」の果実。

どんより曇り空、辺りはしっとりと濡れて、浅間山は見えません。
寒い朝、虫の音もややおとなしく感じます。
アメダス、最低気温は14.5度(5:45).、日中も気温は上がらない予報です。
軒先の緑のカーテン・ゴーヤ」の葉が黄ばんで、枯れ葉も目立つようになりました。
食べ頃になった果実もたくさん採れました。
朝飯前の野良回りで、賢治を読む会用に、ハスやフジバカマ、ワレモコウなどの植物標本を採集…。
旧暦、八月・「仲秋(ちゅうしゅう)」三日。
二十四節気・「白露(はくろ)」初候:草露白(くさのつゆしろし)
萩の花尾花葛花瞿麦(なでしこ)の花
女郎花また藤袴朝貌(あさがほ)の花
万葉の歌人山上憶良が七夕の宴の席で詠んだものです。
七夕の七にちなんで、星祭に供えられました。
「朝貌」は、桔梗、木槿などの諸説あり…。
『月と季節の暦』(滋賀勝) 特集 命の月 八月「三日月農法」
(内容略)
◎トマトは、ハウス・水耕栽培によって、安定的な収穫が期待できます。
海水には、マグネシウム(苦土=酸化マグネシウム=)、微量元素が含まれるので、有効に作用するものと思われます。
「森のおうち」館長酒井さん「イーハトーブ賞」奨励賞
雨ニモマケズ 絵本原画展や県内外での朗読

賢治の世界 発信尽力 (信濃毎日新聞 30.9.6)
(内容略)
9月は宮沢賢治が亡くなった月(9.21)…。
『年譜 宮沢賢治伝』(堀尾青史)終焉
十九日 祭礼三日目、お神輿還御の日。
辞世の歌二首
方十里稗貫のみかも稲熟れてみ祭三日そらはれわたる
病のゆゑにも朽ちんいのちなりにのりに棄てばうれしからまし
輪読したテキストは、マグノリアの木」。
 本作の先駆系として「(峯や谷は)」があげられる。〜当時の賢治の進路をめぐる葛藤・不安を反映した、一人称(私)の露骨な心象風景の叙述であった。「(峯や谷は)が、三人称(諒安)を主人公とした、安定した短編物語に生成したと言える。
分かりやすく言えば、「人生、山あり谷あり」…、単なる自然描写ではなく、「霧」も重油なモチーフで、揺れ動く心の様を例えている。
宮沢賢治童謡集 あまの川』(天沢退二郎 おーなり由子
二人の童子の問答歌  サンタ・マグノリア
「サンタ・マグノリア、枝にいっぱいひかるはなんぞ。」
「天に飛びたつ銀の鳩」(以下略)


会員の荻原さんから、「京都の伝統野菜・賀茂茄子」をいただきました。
ご主人徳雄さんが、種子から栽培・収穫した珍しい物です。

偶然にも、夕方の民放テレビで、長野県の伝統野菜・「小布施の丸なす」が放映されました。

妻に、「賀茂茄子」を調理してもらい、夕飯にいただきました。

肉厚で緻密、こくのある食感を味わいました。
京都の伝統野菜・賀茂茄子、ごちそうさまでした。
夕方、雲が広がり霧雨が降り、残念、「三日月」はお預け…。
昨年の八月三日(29.9.22)も、三日月は、雲に隠れてしまいました。
アメダス、最高気温は17.9度(12:56)、20度に届かず、寒い一日でした。