大阪万博企画展

よみがえる人間洗濯機 松下館もCGで

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パナソニックミュージアム内に展示される「人間洗濯機」=大阪府門真市で2018年7月11日、加藤敦久撮影
パナソニックミュージアム内に展示される「人間洗濯機」=大阪府門真市で2018年7月11日、加藤敦久撮影

 14日に大阪府門真市のパナソニックミュージアムで開幕する1970年大阪万博企画展で、当時話題をさらった「人間洗濯機」の実物がガイドツアーの事前申し込み者に限定公開される。当時の技術を結集した「夢のお風呂」には「新しいものを作ろう」という高度成長期の企業の気概と活気が感じられる。【加藤敦久】

 展示は「大阪万博EXPO’70~よみがえる松下館と万博が描いた未来」。府が2025年国際博覧会(万博)の誘致を目指す中、パナソニックが地元企業として盛り上げようと企画した。同社が大阪万博に出展した「松下館」をコンピューターグラフィックス(CG)で再現したり、当時埋設したタイムカプセルの収納品約200点などを公開する。入館は無料で、9月1日まで。

 「人間洗濯機」の正式名は「ウルトラソニック・バス」で、高さ約1.8メートル。三洋電機(現パナソニック子会社)の「サンヨー館」に飾られた。水着姿の女性による入浴実験が人気を集め、同館には半年間で約586万人が詰めかけた。

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