家入一真氏らがベンチャーキャピタル「NOW」を設立--“居場所をつくる事業”を支援

 paperboy&co.やCAMPFIREの創業者で連続起業家の家入一真氏と、VCや証券会社で多数の投資実績を持つ梶谷亮介氏は、シードラウンド向けの投資を行うベンチャーキャピタル「NOW」を設立したと発表した。

 NOWは、「Next One for the World.」をコンセプトに、さまざまなベンチャー企業経営者をアドバイザリーボードに迎え、次世代を代表するスタートアップの創出や育成、新産業やスタートアップエコシステムの発展に関与することを目的としている。また、「エンジェル投資家のスタンスを貫く。」「居場所をつくる人、をつくる。」「小さな経済で、大きな経済を変える。」という3つの方針を掲げている。

 案件の発掘から投資先の育成に参加するアドバイザリーボードとして、田中良和氏(グリー代表取締役会長兼社長)、 内藤裕紀(ドリコム代表取締役社長)、佐藤裕介氏(フリークアウト・ホールディングス取締役、 ヘイ代表取締役社長)、嶺井政人氏(マイネット取締役副社長)、今泉卓也氏(GameWith代表取締役社長)、都築明寿香氏(日本経済大学学長)を迎えるという。また、クリエイティブアドバイザーに、企業のビジョン/PR開発の実績を有する高木新平氏(ニューピース代表取締役)が就任。支援先のクリエイティブの向上にも注力する。

 あわせて、50億円規模のファンド「Founder Foundry」(無限責任組合員はFounder Foundry有限責任事業組合、NOWは当該有限責任事業組合の組合員)を組成し、投資活動も開始する。投資対象となるのは、“インターネットの力で、居場所をつくる事業”で、それらに関連する、SNS、シェアリングエコノミー、CtoC、Fintech、AI、IoT、クラウド、AR/VR、動画領域などを支援するという。

 ファーストクローズでの出資者は、LINE、グリー、セプテーニ・ホールディングス、FFGベンチャー投資事業有限責任組合第1号、APAMANグループ、都築学園グループなど。今後、大手金融機関や事業会社からの出資を予定しており、上限50億円を目処に募集活動を継続する。

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