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山形県南陽市は21日、同市にある白竜湖の水深が最大でも約1メートルしかなく、何らの対策も講じなければ今世紀中に消滅する可能性があると公表した。湖周辺の景観は、歌人の斎藤茂吉が歌を詠むなど、古くから愛されてきたものだが、湖では年々、堆積(たいせき)が進んでいるという。地元の人々は「貴重な自然環境と風景を保存してほしい」と話している。【佐藤良一】
白竜湖は赤湯温泉の北東約800メートルに位置し、県天然記念物に指定されている。2015年に県の登録制度「未来に伝える山形の宝」に選ばれ、同市は16年4月から地形・地質▽水質▽植物▽魚介類▽歴史・民俗の専門家に依頼して、学術調査を実施。21日、同市議会6月定例会に調査報告書を提出した。
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