Time for Reflection

きままに、きらくに

「ゼロからわかるRuby超入門」にほんのちょっと関わっただけで感動できたお話

2018年11月22日に発売する「ゼロからわかるRuby超入門」。こちらをほんのすこ〜〜〜しお手伝いさせていただいたことにより良い体験ができたので残しておく。

gihyo.jp

普段このブログは基本的に「完全自己満」「個人的な備忘録」「おもひでつづり」しか書かないんだけれども、今回はちょっと真面目に宣伝もしようと思います。

pupupopo88.hatenablog.com

↓からはいつもの自己満記事だよ!

きっかけ

著者の一人、五十嵐さんことigaigaさんとは(多分)むかーしむかし、よちよち.rbが走り始めの頃遊びに来てくださって?からのお付き合いで、そのあとはRESTful#とは勉強会に来ていただいて交流が深まり、採用の話で相談にのっていただいたりと、とてもお世話になっている方です。 昨年の8月にigaigaさんから「今Rubyの教科書を書いていて、そのフィードバックをもらう会をしたいのですが」とお話をいただいたのがきっかけで、この本にすこ〜〜〜し接点をいただくことになりました。なんでこの話をいただけたのかは忘れました!(研修で未経験の人にRuby教えたりとか、採用とかやってたからかな?)

フィードバック会

最初のフィードバック会は「Rubyでプログラミングを始める本」ということで、会社の後輩(と内定者)を数名引き連れてesaのブシツでおこないました。 そういえば、「わかばちゃんと学ぶ」シリーズでおなじみの湊川さんと初めてお会いしたのもこの場だった気がします。どうでもいいけれど、レビュー後のサイゼリヤミートアップが最高でした。またやりたい。

当時、本についてはまだまだドラフトという感じで、一通り読んだり、コードを叩いてみながら思ったことをズラズラ突っ込でいくという形式でやらせてもらいました。(といっても文章として形になっていて、よくできている...!と思った記憶)この頃、総務からWeb系エンジニアに返り咲いてぼちぼちRuby書いてたくらいだったので、私もいい復習になりました。(恥かしながら実はここでsetterとgetterの存在を知った。attr_hogeばっか使ってた)(selfの罠もここで知った)

大江戸RubyKaigiにて

とまぁそのフィードバック会から1年経ったところ、大江戸RubyKaigiで「(謝辞に載せるので)改めて、お手伝いいただいたみなさんのお名前をいただけますか?」と頼まれます。その頃、自分は薄い本の執筆で泣きそうになっていたこともあり、「あれが、ついに、本になるのか...!しかも商業誌!すごい!尊い!!」だなんて思ったり。あと、あの会一回で載せてもらうのも申し訳ないとも。ただ、その時「ゲラができたらまたお渡ししますね〜!」と言われたので「やった〜!!見ます!見ます!!」と返答させていただきました。

ゲラチェック

ということで、しばらくしてゲラをいただいたのですが、ゲラってすごいですね。ゲラの時点でもう「本」になっていて、でもまだ未完成なところもあって、途中でさらに改訂版のゲラをいただいたりで、なんか「本が出来上がったいく過程」を感じることができてグッとくるものがありました。本、すごい。

以前「カイゼン・ジャーニー」のレビューをやらせていただいた時は、まだまだ手が入るんだろうなぁって段階のものだったので、それも含めて「本というのはこういう段階を踏んで作られていくものなんだ。尊い!」といちいち感動していました。

感動といえば、ゲラチェックとは名ばかりで「ここ、すごく、わかりやすい!!」とか「ここ、初心者、ハマるところ!優しい!!」「自分が新人の時に出会いたかった!!!」とか感動のコメントばっかりしていて大して突っ込むところはなかったです。笑

大体、重箱の隅みたいなところか「(初心者は)一瞬はてなマークが浮かぶかもしれないので、こうはどうですかね?いや、やっぱ難しいですねこれ。。。」くらいのことしか書いてない。でも「レビュー対応は心が折れてくるので癒しでした...。ありがとうございます!」と感謝されたので、それだけでもやってよかったなと思いました。笑

実際に出来上がって

そんな状態だから、実際に物理の本をいただいて手に取った時はほんともう、感激でした。やっぱり感動を味わうには物理!!このペラペラペラ〜って体験ができるの、尊いそして前書きのMatzのお話で勝手に感動しちゃって、やっぱMatz好きだなぁ〜ってなって、五十嵐さんすごいなぁ、羨ましいなぁ、自分もそんなこと言われたい人生だった、と思いました(こなみ)

カイゼン・ジャーニー」の時も「本ってすごい!尊い!」と感動したのですが、この「ゼロからわかるRuby超入門」は書き始めの頃?から「書くんですよ〜」って話を聞いていて、実際に壁打ち相手になって突っ込んで、ゲラも見せていただいて。igaigaさんが「原稿がぁぁああ」と仰ってるのを見聞きしたりと、ポイントポイントで過程を感じられたので、感動もひときわ大きかったです。あと、単純に「いい本だ!!」と思っていたので、これがいろんな人の手に渡るのかぁというワクワク感みたいなのもあります。

ただ、結構削られたところもあるようでそれは残念だなぁと思いました。もったいない...。けれどしょうがないのもわかる。「あっ、ここなくなったんだ...。」というのは悲しいけれど、その体験ができるのもありがたいことだなとは思います。

ほんと、こんな素敵な機会をいただいて感謝、感謝でした。たくさんの人の手に渡りますように!

[追記]実際に発売して

このカウントダウンなどのマーケティングや著者の方々の人脈、直前の銀座Railsなどにより結構たくさんの人の手に渡ってそうです!

togetter.com

真面目にマーケティング?した方の記事もいろんな方が見てくださったようでめっちゃ嬉しい...。 初だ。すごい...。怖い...。

売上予測分析とかあるんだ(そこ)

基本的にひっそり生きていきたい人間なので実はちょっと戸惑ってるw

ということで

もう一度リンク貼っておきますね。 gihyo.jp

実は

「現場で使える Ruby on Rails 5速習実践ガイド」も、本当に本当の初期段階、構想段階で万葉の大塚さんから相談を受け、ちょろちょろっとお話しさせていただいた経緯があり、こちらもそのお礼として献本していただきました。ほんと、最初にSlackかidobataかで話したそれっきりで、「本贈らせてください!」と言われる前に自分で買おうとしてましたし、後輩に勧めてました。笑

業務の傍、つまみ食いしながら読ませていただいてますが、Rails初心者(自称)としてはかなりありがたい内容です。特に(恥ずかしながら)バージョン5.1以上のものを触ったことがなく、絶賛update中なので5.2まで対応しているのはありがたかったです。情報はちょいちょいつまんでたつもりだけど、実際に触ってみるとやっぱ全然わからんわ。。。

個人的には最後の方の運用周り、Railsアプリケーションをチームでうまく回していくには?的な部分(雑)あたりの話が好物でした。個人的にはこういうのだけまとまってる本とかも欲しいかもしれない。