澄んだ空に、「七夕(たなばた)」の月とお星さま。

月名植物・「月兎耳」

昨夜、就寝時から肌寒さが感じられました。
朝、外を見ると、澄んだ青空に秋の景色が広がっています。

「お盆が過ぎる頃には涼風が吹く…」と、昔から言い伝えられたとおりの朝です。
アメダス、最低気温は15.9度(5:34)、前線の南下で、涼しい空気に覆われます。
庭先にも秋の日が差し込んで、緑のカーテン・ゴーヤ」の葉が輝きます。

午後は早めに野良回り、涼しい西風に色づき始めた稲穂が揺れて…。
久しぶりに、浅間山・白煙」もくっきりと…。

今日は、旧暦七月七日で「旧・七夕(たなばた)」、七日のお月さまが東の空高く昇っています。
サトイモ(里芋)」の株を、「中秋の名月」・設え用に、鉢に上げました。
夜、7時を過ぎて、西に傾きかけた「七日のお月さま」です。(7:11)

七夕のお星さまは、「織姫・ヴェガ」と「彦星・アルタイル」それに白鳥座のデネブが描く「夏の大三角が、空高くにバッチリと。(星座早見盤より)

8/14付け読売新聞コラム・四季(長谷川櫂)より引用します。
アジアでは星も恋する天の川 (丸谷才一
 七夕伝説は星の恋の物語。古代中国で生まれ、日本をはじめ東アジアに広まった。そんな話はヨーロッパでもアメリカでも聞かないなあというのだ。人ばかりか星までも恋をする多神教のアジアを語る一句。句集『七十句/八十句』から。
七夕の行事食は「そうめん」だそうです。
古代中国に、7月7日に死んだ子どもが悪霊となって熱病をはやらせたため、その子の好物だった「索餅(さくべい)」を供えて怒りをしずめたという話があり、七夕に「索餅」を食べて無病息災を祈願するようになりました。
この「索餅」はそうめんのルーツとされ、七夕にそうめんを食べるようになりました。いずれも小麦粉で作られており、七夕は麦の収穫祝いを兼ねています。
「索餅」について、ネット検索をしていると、「長崎中華街・よりより」がヒットしました。
「麻花兒(まふぁーる)」という、中華菓子の一種です。

この菓子の袋に、〜長崎に伝わってきた時に漢字が読みにくいため、「麻花巻」「唐人巻」などの名称になりました。その形から地元では「よりより」との愛称をいただいております。〜
cookpadのレシピを参考に、手作りしてみます。
アメダス、最高気温は23.5度(15:57)で、肌寒い一日でした。