My Favorite Life

Go there and write simply with golang. Such a person I want to be.

「エンジニアのアウトプット」について感じること

https://pepabo.com/recruit/interview/201506_01

ふとしたキッカケで上記の記事を目にし、 以下の2スライドを読んだ。

エンジニアになる
インフラチーム教育 Webオペレーションエンジニアの アウトプットと開発力

読んでいて、ふつふつと湧いてきた想いがあるので、
つらつらとここに記したい。

  • ぼんやりとした感情
  • なぜアウトプットに至らなかったか?
  • Go言語との出会い

ぼんやりとした感情

今年30歳になった。

ずっとWEBエンジニアとして働いてきたが、
あまりアウトプットはしてこず、
目の前のタスクに燃えて取り組んできた。

これまでどんな会社で働いてきても、
周りの人にだけは恵まれてきたので、出会ってきた人に感謝したい。

おかげさまで着実にスキルアップし、
ポジションや仕事内容という点でも、キャリアアップをしてきた。
(この業界すごい人はいくらでもいるけど)

ただ、ふと振り返ったときに

「さみしいなぁ」

という感情が芽生えた。

この気持ちを起点に、
今までどうしてアウトプットしなかったかと、
今回なぜアウトプットするに至ったかを深掘りし、
振り返って言語化してみたい。

なぜアウトプットしなかったか?

自分は承認欲求がそこまで高くないと自覚してきた。
アウトプットしてこなかった経緯を鑑みてもそうだと感じる。

なのでアウトプットのメリットとして謳われる
「自己アピール」という言葉に、
違和感にも似た感情を、無意識に抱いていたのだと思う。

仕事でいうと
「喜ばせたい、驚かせたい」という価値観を持っている。

同僚や先輩・上司、ユーザーまでは、
要望に応えたいし、困っていたら助けたい。
モチベートする。

ただアウトプットのメリットとして謳われる
「コミュニティへの貢献」だと
個人的には「遠い」と感じてしまう。

顔が見えないからなのか、フィードバックまで遅いからなのか、、、
違いは身近さなのだと思う。

では「アピール」でも「貢献」でもなければ、
今回なぜアウトプットに至ったか?

Go言語との出会い

今「API gatewayによるMicroservices化」プロジェクトを社内で進めている。

API gatewayには golang を採用した。

プログラミングそのものは好きなので、
リーダブルコード』などは嬉々として読んだが、
これまで特定の言語にロックインすることはなかった。

golang へはこれまで触ってきた言語にはない熱い想いを、自分の中に感じる。

Go言語関係の記事も、気がついたら100個ほどブクマしていた。。。
(後々ブログにまとめます)

これはまるで20代前半、がむしゃらにプログラミングしていた、あの時のような感覚…

以下は、自分が惹かれている具体的なポイント。

  • シンプルな哲学
    Think Simple』を読んで以来、Simple の虜なので、
    golang のシンプルな哲学を大変気に入っている。

  • go fmt によるコード整形
    自分が苦手と感じていた「自転車置き場の議論」が減るだろうという希望

  • 並列処理

golang には、デファクトスタンダードフレームワークがまだ存在せず、
今回標準パッケージのみで開発することに決定。

レイヤ構成のベストプラクティスを調べていくうちに、
設計・デザインパターンへの理解が深まった。

こういった気づきを、
自分の中で積み上げていきたい、残していきたいという想いが強くなった。

今回アウトプットに至った大きな理由はこれである。
(プレゼンスなど副次的なメリットも享受できたらという想いもあるが)

冒頭の「さみしい」というのは、
もし積み上げなかった時の、未来で振り返った時に感じる感情なのだと。

これまで本を読みクローズドで残してきたメモなども、
せっかくなら対外的な形で記録していこうと思う。

最後に

参考にさせて頂いたスライドから一部抜粋したい

エンジニアになる

  • エンジニアリングに関係ないことでも、深く、継続的に続けていればなんかの役にたつ
  • とにかくなんでもアウトプットしてみよう
  • 何かを始めるのに遅すぎることはない
  • ひとくちに技術力といっても、分解してみると、作る力・守る力・広げる力の3つがある
  • 強み、夢中になれることがあるなら、何の役に立つかどうかなど考えず、突き進もう
  • なんでもいいから、なにかを継続すること。アウトプットすること。仲間を見つけること。

インフラチーム教育 Webオペレーションエンジニアの アウトプットと開発力

  • 汎用的・抽象的な問題は社外にアウトプットしやすい
  • 新しい技術は注目度が高い
  • 汎用的・一般的な問題意識の持ち方や解決方法の一般化、新たなアイデアを生む力がつく
  • 技術力はアウトプットした内容や公開ソフトウェアから判断されやすい
  • 課題の一般化、一般化によるアウトプット継続による開発力の強化により化ける