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自ら選んだ男性CAの道「男女に関係なく志望を」

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JALの男性CAとして活躍する三木祐人さん=東京・羽田空港で、米田堅持撮影
JALの男性CAとして活躍する三木祐人さん=東京・羽田空港で、米田堅持撮影

 航空業界の花形として多くの女性があこがれてきた客室乗務員(CA)。CAの中には日本航空(JAL)グループのように少数ではあるが男性も活躍している。パイロットや事務系の業務企画職ではなく、自らCAの道をめざした三木祐人さん(24)に話を聞いた。【米田堅持】

乗客の笑顔が見たい

 JALグループのCAは海外も合わせて約6000人いるが、男性CAは100人ほどの少数派だ。旅行や飛行機が好きだった三木さんは、就職活動中に航空業界をめざした。男性の場合、ほとんどがパイロットや業務企画職で入社するが、OB訪問でCA経験のある男性社員の話を聞いて「乗客の笑顔が直接見られる仕事をしたい」とCAを志望し、2017年4月にJALに入社した。

 現在は、羽田空港(東京都大田区)を中心に国内線で全国を飛び回っている。「飛行機が良い乗り物だと思ってほしい」と心がけながら乗務をしている。乗客から「男性は珍しいね」と声をかけられることもあるが、「ありがとう」と言われるのが最も心に残るという。「飛行機に乗っている時間は限られているから、声がけひとつ、工夫次第でサービスを高めることができる。結果がすぐに感じられることもやりがいに感じる」と話す。

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