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VAIO S13が周波数免許不要のLTE通信「sXGP」をサポート

VAIO S13

 VAIO株式会社は6月18日、13.3型モバイルノート「VAIO S13」と、その法人向けモデルとなる「VAIO Pro PG」搭載のLTEモジュールが、周波数免許不要で使用できる1.9GHz帯LTE(sXGP)として、電波法および電気通信事業法が定める認定を取得したと発表した。

 同通信方式は2017年10月1日の電波法改正により、総務省が周波数免許不要でLTEを使用できる周波数を開放したもの。2017年9月に発売されたVAIO S13/Pro PGは、幅広い周波数帯に対応するLTEモジュールを選定していたため、認定を取得可能となった。

 sXGPはTD-LTEベースの通信方式で、スマートフォンを家庭やオフィス内でコードレス電話のように使うといった利用法などが想定されている。VAIOは通信方式によって、オフィスなどにおいてWi-Fiの代替として無線ネットワーク構築に利用でき、安全で高品質かつ安価な広域ネットワークを構築可能としている。

 なお、同社は11.6型のVAIO S11および法人向けモデルのVAIO Pro PFについても同じモジュールを搭載しているため、認定取得を検討しているという。