台風17号: 沖縄本島、夜はじめまで暴風 2万5210戸、停電続く


この記事を書いた人 問山栄恵

  大型で強い台風17号(ターファー)は21日午後3時現在、久米島の西北西約160キロにあり、時速約20キロで北北西へ進んでいる。沖縄本島と久米島、慶良間、粟国諸島は同日夜のはじめごろまで暴風となる見込み。沖縄県内では、強い風にあおられて転倒するなどして14人が軽傷を負った。沖縄気象台は22日にかけて、うねりを伴う高波や土砂災害、低い土地の浸水に警戒を呼び掛けている。
  
  21日午後3時現在、台風の中心気圧は970ヘクトパスカルで、最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。同日午後4時には久米島の北西180キロにあると推定される。
  
  沖縄電力によると午後4時50分現在、沖縄本島や周辺離島の2万5210戸が停電している。南城市が最も多い4950戸で、那覇市でも3950戸が停電している。【琉球新報電子版】