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今年100歳を迎えた中曽根康弘元首相が、首相時代を含めた政治活動の記録を国立国会図書館に寄託し、憲政資料室で分類作業が進められている。今後、可能なものから公開される。学校法人「森友学園」と「加計学園」を巡る問題で省庁のずさんな公文書の管理や改ざんがクローズアップされる中、政策決定の過程やその背景もたどれる資料として注目を集めそうだ。
「政治家の人生は、その成し得た結果を歴史という法廷において裁かれることでのみ、評価される」。中曽根氏は自著「自省録~歴史法廷の被告として」(新潮社)で政治家としての信念をこう述べている。その信念の下、自身の政治活動の記録を廃棄せずに、中曽根康弘事務所(東京)や自身が主宰する「青雲塾」(群馬県高崎市)などで保管している。
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