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『ダンジョンメーカー』をひろゆきが語る。効率を考え始めてからがアツい【ひろゆき・タダゲーレビュー】

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 ひろゆき(西村博之)氏と言えば、巨大掲示板「2ちゃんねる」の開設者であり、日本のインターネットの黎明期の文化に多大な影響を与えたひとりとして知られる人物。ニコニコ動画の立ち上げ&運営にも関わるなど、ネットユーザーにはお馴染みだ。
 現在の氏は拠点をフランスに置き、日仏間を往復しながら、さまざまな活動を行っているのだが……そんな氏が、気になったゲームをサクッと遊んでレビュー。氏独特の視点で語ることで、ゲームに新たな発見があれば……というのがこの不定期連載の目的だ。

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 今回、ひろゆき氏が注目したのは、いま口コミで大流行のスマホアプリ『ダンジョンメーカー』Appstore / GooglePlay)。ゲーム情報ブログ“ゲームキャスト” から火が点き、日々中毒者が増殖中。このゲームのツボをひろゆき氏はどう見るのか?(編集部)

文/ひろゆき


『ダンジョンメーカー』をひろゆきが語る。効率を考え始めてからがアツい【ひろゆき・タダゲーレビュー】_001

 こんにちは。
 最近、据え置きのゲームをあんまりやらなくなってスマホのゲームをやっていたりする、ゲーマーとしては微妙な感じのひろゆきです。

 でも、スマホのゲームをやってはいるものの、あんまり好きじゃないタイプのゲームとかもあったりするわけです。
 たとえば十字キーを仮想的に表示してキャラクターを動かすタイプのものだと、ある程度は操作できるのですが、正確に動かそうと思ったら微妙にずれたりして、思い通りに動かせないストレスが溜まるんですよね。「コントローラーでやらせろや!」とか思っちゃったりします。
 そもそも、最近のスマホってハードウェア的にはBluetoothが付いているんだから、Xboxのコントローラーとか接続できるはずなんですけどね……。

 そんなわけで、複雑な操作を要求されないゲームのほうが好きだったりします。
 ところがソシャゲーだと、お金を払ってる人には基本的には勝てないことになっているので、ある程度までは進められるのですが、そこから先は莫大な時間を投資するかお金を払わないといけないってことで、あんまり手を出したくなかったりするわけです。

 ということで、完全無料のゲームか、買い切りのゲームが個人的には向いてる気がしてるのですが、買い切りのゲームって1時間ぐらいで飽きちゃう作りのモノが多い気がするのもまた難点だったりします……。

 というところで今回気になったのは、iOSのゲームの有料アプリランキングの1位になっている『ダンジョンメーカー』です。

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 魔物と部屋を育てて、入り口から入ってくる勇者を倒すシミュレーションゲームという、『ダンジョンキーパー』『勇者のくせになまいきだ。』と同じようなジャンルのゲームです。

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(画像はダンジョンメーカー – Google Playより)

 とはいえスマホなんで、ゲームシステムはやたらにシンプルで、ダンジョンをデザインしたりとかはありません。
 罠の部屋かモンスターの部屋かを選ぶという2種類の選択肢しかないし、モンスターもランダムで手に入ったものを配置していくだけだったりします。

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(画像はダンジョンメーカー – Google Playより)

 あとは勇者が入ってきたら、ひたすらタップして魔王に魔法を撃たせるぐらいで、そんなに頭を使うところはなかったりします。

 ところが後半になると、特定の罠を合体させて新型の罠にしたり、モンスターを合体させて強力なものにしたりとか、後々のことを考えてモンスターや罠を置いていかなきゃいけないというのが、何度も繰り返してるうちにわかってきたりします。

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(画像はダンジョンメーカー – Google Playより)

 たとえゲームオーバーになったとしても、魔王のレベルが上がったりして、だんだん強くなっていたりするわけです。
 あと、死ぬと転生報酬ってことで魔石ってのがもらえたりするんですが、なかでも再スタートの際に前回使ったモンスターを連れていける“モンスター継承”というアイテムとか、弱い防具が出てこなくなるものとか、便利アイテムが手に入ったりします。

 ここで良さげなアイテムが手に入ると序盤がめっちゃ楽になったりします。
 ちなみに、“モンスター継承”は600円で買えるので、さくさく進みたいって人はお金にものを言わせることもできますよ……。

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 以前に『タップタイタン』という、ひたすらタップしてタイタンを倒すだけのゲームにはまっていた時期があるのですが、これが「レベルアップしたときにどの能力を育てるのか?」など、この先に来る状況を考え、「現時点ではこちらを育てよう……」など、長期的に思考するタイプのゲームだったりするんですよね。

 そんなわけで、この『ダンジョンメーカー』も、「どの罠をどこに置くか?」というところから始まり、「どの罠を成長させるのか?」、「どのモンスターを残して、ほかを合成材料にするのか?」、そして「モンスターのスキルに合わせて罠を配置するためには、現時点では罠の置く場所はここだな……」など、効率をよくしようと考えると、結構やることがあったりします。

 とはいえ、何も考えないでタップし続けても、それなりに進めるし、それなりに楽しいので、そこらへんのバランスが面白いゲームだなぁ、と思っていたりします。

 とりあえず、2週間以上チビチビとプレイし続けているので、最近のスマホゲームの中ではかなりはまっているもののような気がします。
 ただ、突然飽きるかもしれませんが……。

【編集部からのお知らせ】

 ひろゆき氏に「ぜひプレイしてほしい!」というゲームがあれば、オススメを教えてください。編集部から「タダゲー」しておきます。

 こちらの入力フォームまで、情報をお寄せいただければと思います!

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著者
ひろゆき(西村博之)
巨大掲示板“2ちゃんねる”の開設者かつ元・管理人。ニコニコの母体である株式会社ニワンゴ(当時)の設立に参加。現在は海外の匿名画像掲示板“4chan”の管理人を務めるが……本業はゲーム大好きの、うまい棒愛好家?
Twitter:@hiroyuki_ni

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