写真:藤田 聡
地図を見る「一心行の大桜」は、菜の花や阿蘇山とコラボした絶景で知られます。熊本だけでなく、名実ともに九州を代表する一本桜で、その人気も大変なものです!
一心行の意味は、戦国時代の戦いに破れた武将の妻子が、一族の霊を弔うため墓に桜を植えて一心に行を修めた故事が名前の由来。一心行の桜とも呼ばれる、樹齢400年以上の山桜です。
写真:藤田 聡
地図を見る「一心行の大桜」は菜の花とのコラボで知られますが、実は菜の花が植えられている場所は南側のみ。この場所は人気が集中して、観光客が途切れる事がありません。
一本桜は標高500mに位置する高原にあり、周囲は駐車場完備の公園になっています。阿蘇では珍しい渋滞にイライラするかもしれませんが、交通誘導や場内整理係員の指示に従って、安全に観光しましょう。なお桜保護の為に火気厳禁です。
写真:藤田 聡
地図を見る「一心行の大桜」の混雑を回避するには、早朝に行く方法もあります。しかし、夜桜のライトアップがおすすめなので、夕方前に行って夜まで粘るのがおすすめ。今回掲載した写真も、15:30から撮影したものです。
周辺には観音桜や高森峠千本桜など、見頃時期も重なる花見名所が多数あるので、周遊して楽しめます!ただし、開花時期の一心行の大桜公園内は、北から南への一方通行になるので要注意。渋滞を回避して南側へ行っても、一方通行の出口になっているので入れません。
写真:藤田 聡
地図を見る昼間の一本桜を存分に堪能したら、夜桜のライトアップまで待機します。敷物や折りたたみ式のイスを持参したり、駐車場の車で待機する方法もあります。
写真:藤田 聡
地図を見る大人気の「一心行の大桜」ですが、ライトアップ開始直前には写真が撮れない暗さになるので、閑散として来ます。九州は日の入り時間が遅いので、19時頃から夜桜ライトアップが始まります。
東側の2方向から挟み込むように照らされ、ライトアップ開始直後は人も少なく絶好のシャッターチャンス。インスタ映えも狙えます!
写真:藤田 聡
地図を見る一本桜の夜桜ライトアップが開始されると、観光客が大勢集まってきます。ライトは人にも当たって目立つので、気になる場合は観賞場所を変更しましょう。
おすすめは、次に紹介する西側。この写真のように南側は観光客まで照明に当たりますが、西側ではシルエットになり気にならなくなります。
写真:藤田 聡
地図を見る「一心行の大桜」のライトアップは東側から照らすので、西側から見ると一本桜がシルエットになって浮かびあがって見えます。観光客も影になって気にならないので、おすすめの観賞場所です!
夜桜のライトアップは、開始直後の夜空が青く見える時間帯が一層映えます。よって、必ず開始前から見るようにしましょう!
写真:藤田 聡
地図を見る「一心行の大桜」は一本桜ですが、昔の落雷の影響により大きく枝分かれしています。見る角度によって様々な形に見えるので、お気に入りの場所を探してみましょう。
写真:藤田 聡
地図を見る「一心行の大桜」のような一本桜は、花を見るだけでなく、幹の立派さも見所になります。木造の遊歩道が周囲を一周しているので、幹の見え方の違いを注目しながら、花見を楽しみましょう。
写真:藤田 聡
地図を見る夜桜ライトアップが始まって時間が経過すると、夜空も真っ暗になります。ライトアップだけを目的に来る人や、仕事が終わった後に駆けつける人も居るので、次第に昼間のような混雑になって来ます。
ライトアップ開始前から見物すれば、空が真っ暗になる頃には存分に満喫出来たハズ。この間、わずか30分程の出来事ですが、美しい夜桜に感動・感激して時間が長く感じたに違いありません。
なお「一心行の大桜」の西側には、夏には3万本のひまわり畑になります。背景の阿蘇山とのコラボが絶景で、夏もおすすめです!
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字中松3226-1
電話番号:0967-67-1112(南阿蘇村産業観光課)
例年の桜見頃時期:3月下旬〜4月上旬
夜桜ライトアップ:19:00頃〜21:00頃(満開宣言当日から3日間)
開花状況:0967-67-3321(桜情報テレホンサービス・3月上旬〜4月中旬)
アクセス:JR豊肥本線肥後大津駅南口から高森駅前行きバス45分、中松小学校前下車徒歩13分(南阿蘇ゆるっとバス・白水ルート)
南阿蘇鉄道中松駅から徒歩15分(南阿蘇鉄道立野駅〜中松駅間は運休中)
2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/18更新)
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