海音寺ジョー/彼方彼方

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　オールトの雲の中で、流星の胎児が目を覚ます。

　すぐさまはじまる飢餓と排泄欲とで思考が定まらない。

　

　我々の感知できない銀河の裏側で、アステロイドをかいくぐりながら星間飛脚便が速度を上げ、『納期』『納期』と叫びながら航路を行き交っている。

　安全圏。

　安全圏には誰もいない。

ジャンル

SF、ハードボイルド、銀河?、欲望、生命

カテゴリ

超短編/カ行

この話が含まれたまとめ

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選評／感想

初出／概要

執筆年

2010年?

その他

日刊デジタルクリエイターズ　エセー物語（エッセイ＋超短編ストーリー）［28］超短編の話　彼方彼方／海音寺ジョー