炭酸飲料の缶を開けた瞬間に中身が噴き出した! なんてことは、誰もが一度や二度は経験があるでしょう。缶を好き好んで振らなくても、うっかり落としてしまったり、誰かがいたずらでシェイクしたりすることはあります。

そんな時に、「あること」をすれば中身が噴き出さずに缶を開けることができるというウワサがありました。米Lifehacker編集部では、それが本当なのか実験して確かめました。そのウワサとは、炭酸飲料の缶を開ける前に「缶の周囲をタップする(軽く叩く)だけで中身が噴き出さなくなる」というもの。実験はSteve Spanglerさんの映像を参考に行いました。

試しにやってみたところ、多少ビールが噴き出ましたが、何もやらないよりはマシでした。ウワサはまったくのデタラメではありませんが、確実に中身が噴き出さないというわけでもなさそう。記事冒頭のビデオは英語のみですが、実験自体はわかると思いますので参考に見てみてください。

さらに、米Lifehacker編集部はもう一つの実験もしました。「シェイクした缶をただ置いておく」というものです。2分後に缶を開けたところ、何も噴き出しませんでした。したがって、缶をタップするのもいいですが、ほんの少しでも待つことができる状況であれば、数分間待つ方が賢い選択といえそうです

Non-Exploding Soda Can - Cool Science Experiment | YouTube via Reddit

Whitson Gordon(原文/訳:的野裕子)