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昔は、MPを使わない仕事がそれなりにありました。
高度経済成長時は、「作れば売れる」のだから、余計なことを考えずに、目の前の仕事をとにかくこなせば、何とかなりましたし、サービスも単純だった。
ところが現在は違います。
消費者の欲求を満たすために、現代の仕事は複雑、かつコミュニケーション気を配る必要があり、「稼げる仕事」は、大量にMPを必要とする仕事ばかりです。
私もMPは特に高い方ではないので、「とにかくやれば終わる仕事」をやる時には本当に気が楽です。
経理や数字のチェック、大量の封入の作業、エクセルの入力などは、とにかく手を付けさえすれば「終わる」ので、救いがある。
しかし、企画をつくったり、提案をつくったり、論理を組んだり、アイデアを必要とする仕事は、時間をかけたからといって、「終わる保証」が全くないのです。
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kennak:
“地域鉄道が地域にもたらす効果を外部経済効果という。
地域鉄道を企業会計原則に基づいて「赤字」「黒字」と判断して、赤字だから廃止という議論でこの国は長年にわたって思考が止まっている。
地域鉄道だけに企業会計原則を当てはまることは間違いである。
たとえJRであっても、きちんと支援しなければならない。
そのために国も力を貸す。
今までは、地域鉄道の経営状況の悪化に対して、地域住民も行政も国も、みんな「見て見ぬふりをしてきた。」
もうそういう議論は卒業して地域全体に外部経済効果をもたらす地域鉄道をきちんとサポートするべきだ。”
— 内部経済効果と外部経済効果 | えちごトキめき鉄道社長(いすみ鉄道前社長) 鳥塚亮の地域を元気にするブログ
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20代の投票率が最低なのは昭和44年(1969年)から、実に50年以上も変わっていない。
また50代と60代の投票率がもっとも高い状態は、昭和47年(1972年)から同様に、半世紀以上も変わらない傾向なのである。
この事実は、何を表しているのだろうか。
「投票行動にかかるコストが、20~30代には重く、50~60代には軽い社会構造」
というのが、一つの大きな要因なのではないのか。
言い換えれば、仕事や子育てに忙殺されている若者世代にとって投票に必要な30分と、時間にゆとりがある60代の30分は、等価ではないということだ。
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「なんでこうなったかよくわからないけど、あの人も私と同じくらい努力していたのに、何故か私だけ結果が出た。たぶん偶然だ。何かいたたまれない。」という気持ちが生まれる。
「あんな良い人が、不条理な目にあっている。何か申し訳ない気持ちになった。」ということもあるだろう。
そして何かに感謝したくなる。その気持ちが湧くと
「私が一人で受け取るにはもったいない、誰かに分けてあげなければいけない」
「私がこれだけ受け取ったのだから、だれもやりたくないだろうけど、私がやらなければ」
「運が良かった。これはたまたまそうなっただけのことだから、皆でわかちあうべきだ」
「あの人を助けなければ」
と、居ても立ってもいられなくなる。
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