衣替えのシーズンですね。大切な服は、一度クリーニングに出してからしまいたいものですが、全ての服となればけっこうな出費に。洗濯機でいつも通り洗えると判断できれば、クリーニング代の節約になります。

洗濯ナビ』は洗剤メーカーの「花王」が企画し、一般社団法人「日本アパレル・ファッション産業協会」が監修した、洗濯方法判定アプリです。

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Screenshot: 藤加祐子 via 洗濯ナビ

使い方は、衣服についてるタグに表記されている取り扱いマークと同じものを順番にタップしていきます。選べるマークは以下の通り。

・洗濯処理(水温など)

・漂白剤

・タンブル乾燥

・自然乾燥(干し方の詳細)

・アイロン仕上げ

・ドライクリーニング可/不可

タグに表記のないマークは、選ばずにそのままスクロールします。最後に「判定する」をタップすると、その衣類にとって最適な洗濯方法が表示されます。ただし、この判定結果は保存ができませんので、記録したければスクリーンショットなどで残しておくしかなさそうです。

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Photo: 藤加祐子

衣類の取り扱いマークは2016年12月より、国際基準にあわせた表記に変更が義務づけられました。まだ馴染みが薄く種類も多いことから、新しい服の洗濯は慎重になりがちです。

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Screenshot: 藤加祐子 via 洗濯ナビ

また、旧マークの表記の衣服もまだ手元にあり、混乱することも多いでしょう。でも、『洗濯ナビ』には旧マーク/新マークの切り替えボタンがあります。旧マークでの洗濯判定はできないものの、旧マークの説明が丁寧に記載されています。

それに、新しい服を買う際にも『洗濯ナビ』で判断すれば、手入れが楽な服選びの参考になりますね。


Image: 藤加祐子

Screenshot: 藤加祐子 via 洗濯ナビ

Source: 花王

Reference: 消費者庁「新しい洗濯表示」