Facebook傘下のメッセージングアプリ『WhatsApp』は先日、ライブロケーション共有機能を追加すると発表しました。これにより、リアルライフの友達と、リアルタイムで現在地を共有できるようになります。また、移動中であることを示せるので、あなたの到着時間を予測したり、安全であることを確認したりといった用途にも役立ちます。

この新機能は、今後数週間以内にiOS版、Android版に導入される予定です。このほかのアプリも同じように、位置情報を共有サービスを展開しています。それぞれのアプリでの共有方法をご紹介しましょう。

WhatsAppでのライブロケーション共有

人によっては、すでにWhatsAppで現在地の情報共有ができるかもしれません(筆者のスマホではできます)。そのためには、友人またはグループとのチャットを開き、左下にあるプラスボタンをタップし、「位置情報」「ライブロケーションの共有」の順に選択してください。次に、ライブロケーションを共有する時間(15分、1時間、8時間)を選び、コメントを追加して送信できます。

Snapchatでのメッセージや通話と同じように、あなたの位置情報はエンドツーエンドの暗号化で保護されます。また、好きなときに「共有の停止」をすることも可能です。

Facebook Messengerでのライブロケーション共有

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Image: Lifehacker US

Facebook Messenger』は、3月にライブロケーション共有機能を追加しています。この機能を使うには、メッセージを開き、プラスアイコンをタップし、「位置情報」アイコン(青い円の中に矢印があるアイコン)を選択します。すると地図が開き、リアルタイム位置情報を60分間シェアできます。もちろん、いつでも共有を止められます。

Google Mapsでのライブロケーション共有

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Image: Lifehacker US

Google Maps』も今年、同様の機能を追加しています。アプリを開き、現在地を意味する青い点か、左上のメニューボタンをタップします。「現在地の共有」を選ぶと、共有を続ける時間を決められます。

『Google Maps』は、他のアプリよりも時間の設定を微調整できます。15分単位で設定できるほか、「オフにするまで」という設定もできます。また、アプリ内だけでなく、Googleの連絡先にある人たちと位置情報を共有することも可能です。

Snapchatのマップの使い方

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Image: Lifehacker US

『Snapchat』は、独自の位置情報共有機能「マップ」を6月に導入しています。この機能は、フレンドの居場所をBitmojiを使ってセミライブ地図上に表示してくれます。マップを立ち上げるには、カメラ画面で、ズームアウトするように2本指でピンチアウトしてください。

設定で、すべてのフレンドにマップを見せるのか、一部に限定するのかを選べます。また、隠れたままでいられるゴーストモードも用意されていて、アプリを開いたときしか位置情報が更新されません。これはかなり控えめなオプションなので、いつでも位置情報を共有したい人には不向きです。


Image: Lifehacker US

Source: WhatsApp, Facebook, Google, Gizmodo

Jacob Kleinman - Lifehacker US[原文