ニューヨークで、時間のかかるチーム再建をやり遂げられるのだろうか?
この問題に直面しているニューヨーク・ニックスのスコット・ペリーGMは、再建に必要な要素に、辛抱強さと持続的な成長を可能性をあげていると、『The Daily News』のステファン・ボンディ記者が伝えた。
ペリーGMは「大事なのは、チームが競い合い、ハードにプレイし、一丸となってプレイし、お互いに助け合うことではないだろうか? これらのことができれば、結果には納得できる」と言う。
「周囲が求めているのは、持続的な成長だ。私にとってはそれが重要で、辛抱強さも必要になる。正しい形で何かを作るのであれば、長期間持続するものでなければいけない。近道はできない。まだそこまで多くの試合をこなしていないが、今のことろ、ファンは非常に良い対応をしてくれている」。
ペリーGMがチーム再建に適任かどうか、そして市場がニックスが負け続けることを許容するかどうかは、時間が経てばわかる。ちなみに、ペリーGMはオーランド・マジックで5年間アシスタントGMを務め、その期間にチームは132勝278敗という戦績を残した。勝率だけを見れば、ニックスの前球団社長フィル・ジャクソンが在籍した期間にチームが残した数字を下回っている。
マジックでの経験を踏まえ、ペリーGMは、若手が多いチームのバランスを保つためには、ベテランの力が重要ということを学んだと話している。
原文:Knicks preaching patience by NBA.com