ベルトレーの3000安打中、日本人投手からは46本。最多の岩隈久志をはじめ、野茂英雄や田中将大も
エイドリアン・ベルトレー(テキサス・レンジャーズ)は、1998年6月24日にロサンゼルス・ドジャースからメジャーデビューし、最初の打席に二塁打を放った。当時は19歳だった。それから19年後の2017年7月30日、38歳のベルトレーは1本目と同じ二塁打によって、史上31人目の3000安打に到達した。
3000安打中、日本人投手からのヒットは46本を数える。1本目は吉井理人(1998年7月31日)で、46本目はシアトル・マリナーズの岩隈久志(2016年4月11日)だ。
ベルトレーのヒットは、投手別ではダン・ヘイレンの24本が最も多く、岩隈の13本は17位タイだが、岩隈からすると、ベルトレーに打たれた13本はホゼ・アルトゥーベ(ヒューストン・アストロズ)の17本に次ぎ、イアン・キンズラー(デトロイト・タイガース)と並ぶ。
一方、ベルトレーと対戦してヒットを打たれなかった日本人投手は8人いるが、最も対戦の多い長谷川滋利と岡島秀樹でも4打席で、4人は1打席に過ぎない。
また、ダルビッシュ有(レンジャーズ)は、ベルトレーと対戦したことがない(他にも、対戦なしの日本人投手はいる)。ベルトレーは2011年からレンジャーズでプレーしている。ダルビッシュはその翌年に、レンジャーズからメジャーデビューした。
ダルビッシュが登板した122試合のうち、ベルトレーは104試合(三塁91試合、DH13試合)でスターティング・ラインナップに名を連ねた。これは、エルビス・アンドゥルースの116試合(遊撃112試合、DH4試合)に次いで多い。
ただ、ベルトレーとダルビッシュの対戦は、早ければ今シーズン中にも実現するかもしれない。