大阪能楽会館「保みどりの会」立ち上げに当たり | Kushima Letters~串間通信~keep-peaceloveshine

 「木挽きのほほえみ」上演&宮崎みどりさんとのトークイベント

~保みどりの会~

 

趣旨:日本の成り立ちを記す「古事記」。古事記を知ることで、どこにいても日本人としての自信と誇りを持ち、生きていけると信じ、著書「古事記のものがたり」を伝え広めている宮崎みどり氏との対談を企画いたしました。

 

 また一人芝居「木挽きのほほえみ」を伝統ある能舞台でご覧いただき、日常では決して味わえない雰囲気を楽しみ、みなさまが会場を後にされ、穏やかで幸せな気持ちで、生きていかれる一助となりましたら、幸甚です。

 

プログラム:第一部 一人芝居「木挽きのほほえみ」(串間保)

    第二部 対談~「古事記って、昔から伝わる生活の知恵袋なの?」(語り手 宮崎みどり 串間保)

 

日時:2017年10月14日(土)

開場18時15分 第一部スタート 18時45分ころ~ 第二部 19時35分ころ~ お開き 21時。

会場 大阪能楽会館 能楽ホール(1F椅子席 385、2F桟敷席 128 計513席)

  住所: 大阪市北区中崎西2-3-17 最寄り駅: JR大阪駅徒歩10分 阪急梅田駅徒歩7分 地下鉄谷町線中崎町駅徒歩5分

 

 

〇今回の企画の立ち上がり。経緯について。

 私、串間保が、アメリカ西海岸を訪れた際、ロサンゼルス一人芝居公演を主催いただいた井上小夜子様より、日本はじめ海外で生活する日本人のみなさまに自負を抱いて生きていってもらうために、自費出版で古事記を広める活動を18年近く続けていらっしゃる、宮崎みどり様を大阪で紹介したい、という旨を受けました。

 

 そしてそのご活動に、大変興味を覚え、共感いたしました。

 そこで宮崎さんにお会いするならば、ただお目にかかるだけでなく、古事記について、加えて、これまで宮崎さんが活動されてきたお話を伺い共有することで、子供たちや学生さんはじめ、みなさまに古事記に興味をもっていただきたい。そして対談することを思い立ちました。

 

 その際、会場は、今年で58年の歴史の幕を降ろし、解体されてしまう大阪能楽会館を候補に挙げました。私が日本とアメリカで上演してきた一人芝居「木挽きのほほえみ」を、取り壊されてしまう能舞台へのトリビュートを兼ねてご披露することも含めて、ご来場いただく大阪はじめたくさんのみなさまに一人芝居と古事記の魅力を、能舞台という特別な空間でお楽しみいただけたらと願っております。

 

〇一人芝居「木挽きのほほえみ」のあらすじ~村で家族と一緒に生きる少年カイ。穏やかな生活をしていたところに、町の男がやってきて、幸せになる知恵を授ける、と言い、そこから村の生活が一変していく。宮崎民謡「日向木挽き唄」をベースに、少年カイの成長を通して、幸せとは何かを問いかける、おとぎ話のようなストーリー。

 

 ニューヨーク・セントラルパークでの上演 2016年9月

 

☆開催するにあたり、お願い。

今回の一人芝居と対談について、古事記を子供たちはじめ、若者、あるいはその親の世代、さらに日本に住む外国の留学生など、日本文化に興味のある方々に、一人でも多く気軽にご覧いただけるよう、入場無料で設定いたします。

 

同時に、この趣旨にご賛同いただけますようでしたら、広く皆様からの事前のご寄付、今回の企画へのカンパ、あるいは串間保の今後の一人芝居をはじめとする各地での活動へのご支援など、いくらでも構いません。ご厚意を賜れましたら幸いです。今回の会場費や運営、広報などの費用に、まずは充てさせていただきます。感謝いたします、ありがとうございます。

 

【ご支援・カンパ口座】
りそな銀行 新都心営業部
店番号675 普通 2413275 
串間保(クシマ タモツ)

 

☆出演者プロフィール☆

宮崎みどり・・・岡山県和気郡出身。大阪府内5か所で「古事記を楽しむ会」主催。その他日本各地で講演活動するかたわら、豪華客船・日本一周クルーズにて寄港地にちなんだ日本の神話『古事記』の語り部・講師として活躍中。著書に「古事記のものがたり」(主人小林晴明との共著・現在第19刷、5万7千冊販売中)。

 

串間保・・・宮崎県出身。俳優。出演ドラマ「平清盛」「八重の桜」「軍師官兵衛」「あまちゃん」「花子とアン」など多数。また日本やアジア、アメリカで舞台作品に出演。2015年から一人芝居「木挽きのほほえみ」を国内外の各地で上演。公私に関わらず、必要な方々に伝え渡す活動を継続中。

 

 

最後までお読みいただきまして、真にありがとうございます。

 

2017年8月吉日 串間保