前回の記事に関して多くの情報をいただきました。 

 

お寺によっては、真言を書いた紙、冊子、カードをくれるところがあるそうです。 

 

何通かは同じお寺の情報でしたが、全然別のお寺について書かれたメッセージも数通ありましたので、真言を書いたものをくれるお寺は意外と多いのかもしれません。 

 

「この場合、授かったと考えてよいのでしょうか?」という質問でした。

 

①そのお寺でお坊さんと一緒に、声に出して真言を唱えた、という場合 

覚えられないのでカードをもらって帰ります、とお不動さんにお断りすればいいです。 

 

②お寺で書いてある紙だけ、冊子だけをもらった場合 

〝お不動さんの前で〟その紙を見ながら、一度、〝声に出して〟唱えます。 (小声で構いません)

そして、同じくお断りをすれば大丈夫です。 

 

どちらも一度、声に出して唱える、お断りをするのは、〝家で覚える真言〟に力を入れてもらうためです。 (本来は仏様の前で、その場で覚えます)

 

それともう一つ重要なポイントは、真言は祝詞や般若心経とは違いますから、暗記は必須です。 

 

暗記して唱えなければ効果はありません。 

 

書かれた紙を読みながら唱えても効果があるのは、真言以外のもの……祝詞やお経などです。 

 

お不動さんの真言は3種類あります。 

 

とても短いもの(小呪・一字呪)

一般的な中くらいのもの(中呪・慈救呪)

長〜いもの(大呪・火界呪)です。 

 

どれがいいのかは、これは自分で選ぶのではなく、仏様にいただいたものを使って下さい。 

 

短いと力も小さいように感じるかもしれませんが、そのようなことはありません。 

 

仏様にいただいたものであれば、どの長さの真言でも同じ効力がありますので、ありがたく使わせていただきます。 

 

昨日、ご紹介した暗記できない場合の、イレギュラー版で真言をいただこうとお考えの方は、一般的な中くらいのものを覚えるといいです。 

 

ちなみに私が吉野山のお不動さんにいただいたのは、中くらいのもの 【中呪・慈救呪(ジクジュ)】です。

 

では慈救呪にしよう、先に覚えておいてどこかのお不動さんに本物にしていただこう! と、ネットで調べ、あれ? と首をかしげる方がおられるかもしれません。

 

同じ慈救呪でも、真言宗と天台宗では若干音が違うからです。 

 

私は自分が持っている真言を、小さいところまでしっかりチェックしたことがなかったので、今回、文字でよーく見てみたら、真言宗とも天台宗とも違っていました。 

 

2つを足して2で割っている真言でした。 

 

ということは、真言宗からみても、天台宗からみても、私は間違った真言を唱えていることになります。 

 

でも実際に、どんな場面でも私を守ってくれますし、そもそも、お不動さん本人がじかに教えてくれた真言がこれなのです。

 

つまり、仏様は細かいところまでこだわっていないということです。

 

ですから、真言宗と天台宗の真言を両方授かった方は、どちらを唱えても変わりはなく、ご自分の唱えやすいほうでいいと思います。 

 

お不動さんの真言は魔法の言葉です。 

 

幽霊や生霊を祓うだけではなく、身を守ってくれたり、他の場面でもいろいろなところで使えます。

 

しかし、どうしても覚えられない、または真言が書かれたお寺に行ったことがないという方も、〝ご縁さえもらっていれば〟心配はいりません。 

 

お不動さんは助けに来てくれます。 

 

これはいただいたメッセージに書かれていたのですが、読者さんの娘さんがレイプをされそうになったそうです。 

 

娘さんが、「お不動さま! 助けて!」と心の中で叫んだら、恐ろしいほどの力が出て、片手で相手を撃退できたそうです。 

 

娘さんは、このレイプ未遂事件でお不動さんの威力を知り、すぐに真言を覚えた、ということでした。

 

母親である読者さんは、私に何回かメッセージを送って下さっていて、書かれている内容から、信仰心の厚い方なのだな、と思っていました。

 

さりげなく娘さんにお不動さんの強さをお話されていたのかもしれませんし、娘さんをお不動さんのところに連れて行って、ご縁をもらっていたのかもしれません。

 

いずれにしても、親御さんの信仰心が娘さんを救ったのですね。

 

ご縁をいただいているけれど真言を覚えていない場合、粗塩をティッシュに包んでポケットに入れておくといいです。 

 

危険な時はお不動さんがその塩を使って守ってくれます。

 

この方法でも幽霊は絶対についてきたりしません。

(人と会話をしなければいけない、よって真言を唱え続けられない、でも、霊がいる、という時もこの方法が効きます)

 

 ※続きます。