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今日のラーメン(酸辛麺@中華食堂一番館 新大久保店)

2017年08月10日 | ラーメン(23区)


今日は曇りのち雨。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、スッキリとしない空模様である。朝の気温は26℃で昨夜は五夜連続の熱帯夜となった。日射しが無いので昨日よりは幾分過ごしやすくは感じられるが、空気がシメシメとしていて蒸すような陽気である。
日中も上空には厚い雲が広がっていて、日射しが無いことも手伝って、気温もそれほど高くなかった。昼間の最高気温は28℃で昨日よりも9℃も低い。湿度が高く、空気が湿って重く感じられる。昼前から吹いてきた南風が涼しく感じられた。

今日は午後から出張で外出し、直帰となった。夜は新宿で7月末まで仕事をしていた局の歓送迎会があり、これに出席する。
会が終わり、帰宅の途についた。会には少し遅れて出席したこともあって、小腹が空いた。帰りに〆のラーメンを食べて帰ることにして、大久保駅で電車を降りて北口改札を出る。外は弱い雨が降っていたので、傘を差して大久保通りを東に歩いていった。大久保駅と新大久保駅の中間地点くらいに中華料理屋「中華食堂一番館 新大久保店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入ると店員が出てきて、お好きなカウンター席にお座りくださいという。狭い店内は壁に面してカウンター席が合計して8席ある他、4人掛けのテーブル席が5卓と2人掛けのテーブル席が2卓配されている。入口に近いカウンター席に腰を下ろすと、店員がお冷やを持ってきた。
卓上には自家製ぎょうざだれとラー油、酢、ブラックペッパーグラウンドといった調味料の他に箸と楊枝、お冷やのポット、紙ナプキンが置かれている他、壁のクリップにメニューが挟んである。

お冷やを飲みながらメニューを眺めた。
やがて店員を呼んで料理を注文する。注文したのは「酸辛麺(サンラーメン)」である。

料理を注文してしばらく待っていると、ラーメンが運ばれてきた。
「酸辛麺」の麺は極細の縮れ麺で醤油ベースのスープに浸かっていて、麺の上にニラとモヤシ、溶き玉子、タマネギ、タケノコ、細切りにしたナルトの入った餡がかけられている。餡にはラー油がたっぷりと浮かんでいる。


さっそくラーメンを食べる。レンゲでスープを飲むと、麺の上に載せられた餡の強烈な酸味と辛みが鼻腔に広がって、むせかえるようである。たっぷりの野菜を溶き玉子と餡がしっかりとまとめている。野菜と玉子の甘みが辛さと酸味を緩和してくれている。
麺に餡がよく絡んで口の中に入ってくる。麺はつるつるとした食感で喉越しが良い。餡に醤油スープの旨味が加わり、旨辛くてさっぱりとした味わいである。飲んだ後にはちょうどいい。

汗だくになりながら麺をすすった。麺をあらかた食べ終わると、スープを飲み干して完食。額の毛穴から汗が噴き出すようである。
持っていたタオルで顔を拭きながら、コップに残ったお冷やを飲み干した。卓上に置かれた伝票を持って席を立つと、入口脇のレジで代金を払って店を出た。

汗だくの体に夜気が涼しかった。


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