自動車メーカーのジャガーが、2017年7月14日に新型コンパクトSUV「E-PACE」をイギリス・ロンドンで初披露しましたが、お披露目と同時にギネス記録認定という快挙を果たしています。

E-PACEがギネス記録を達成した「Barrel Roll(バレルロール)」がどんなアクション走行なのかは、以下のムービーを見れば一発で分かります。

New Jaguar E-PACE | GUINNESS WORLD RECORDS™ Barrel Roll - YouTube

E-PACEのワールドプレミアが行われたロンドンのイベント会場「ExCeL」



160メートルという巨大な屋内空間のライトが、山のような何かを照らしています。



ヘルメットのバイザーを下ろして準備を整え終えた、スタントドライバーのテリー・グラント氏。



本日の主役のE-PACEはコンパクトSUV。2016年に登場したジャガー初のSUV「F-PACE」の兄弟モデルです。



レーザーのような光がコースを照らすと……



E-PACEが真っ黒な会場内コースをスタート。



明かりがともされた先には大きなジャンプ台。



勢いよくジャンプ台から飛び出したE-PACEは……



進行方向を軸に回転して空中に飛び出しました。



完全に天地がひっくり返った状態に。



さらに回転しながら距離を稼ぎます。



前方から見るとこんな感じ。





ついに、コースを隔てた反対側のジャンプ台に着地しました。



車載カメラの映像からは、着地の衝撃で激しく揺られるドライバーの様子が確認できます。





見事な着地を決めたE-PACE。



何事もなかったかのようにジャンプ台を下り終えると、後方では花火が上がりました。



この、とんでもない回転式ジャンプが「Barrel Roll」で、映画の世界以外ではなかなかお目にかかれない代物。なんと、ジャンプした飛距離は15.3メートルで、市販車によるBarrel Rollでの最長ジャンプ記録として、ギネスに認定されたというわけです。



E-PACEは、「ART OF PERFORMANCE」というジャガーのブランドコンセプトそのままの走りを見せつけるド派手なワールドプレミアとなりました。



Barrel Rollを決めたジャンプ台で両腕を上げるグラント氏。



ギネス記録に認定されました。



1999cc直列4気筒のIngeniumガソリンエンジン/Ingeniumディーゼルエンジンを搭載するE-PACEは、日本での発売日は未定ですが、公式サイトには「車両本体価格が451万円より」という記載が確認できます。

ジャガー E-PACE 概要 | JAGUAR JAPAN



・おまけ

E-PACEDで15.3メートルのBarrel Rollでギネス記録を達成したグラント氏は、兄弟モデルF-PACEのワールドプレミアイベントでも、とんでもないアクション走行を披露しています。

ジャガー新型F-PACE | THE JAGUAR WEEK パフォーマンスショー - YouTube