鈴木紗理奈(40)が15日(日本時間16日)、主演映画「キセキの葉書」(ジャッキー・ウー監督、11月4日公開)が出品されたスペイン・マドリード映画祭で最優秀外国映画主演女優賞を受賞した。

 授賞式では「今夜は自分の人生にとって最高の日です」と涙声でスピーチした。映画は兵庫県西宮市を舞台に、病気の娘と認知症の母親と向き合う女性が試練を乗り越える姿を描いた。鈴木の演技について選考委員から「ともすれば絶望的になりかねない観客の気持ちを軽やかにした」という声が上がっていた。