隅田川花火大会で警視庁が警備 五輪向けた試金石[2017/07/30 06:25]

 日本最大規模の隅田川花火大会が行われました。警視庁は3年後の東京オリンピックに向けて、テロを警戒した厳重な警備を行いました。

 95万人が集まった隅田川花火大会。3年後の同じ時期には東京オリンピック・パラリンピックが開催されていることから、警視庁はテロを防ぐため、これまでで最大規模の警察官を動員して警戒にあたりました。警備犬を使って植え込みなどで不審物を捜索したほか、警視庁本部にリアルタイムで映像を送ることができるカメラを頭に取り付けた警察官を配置しました。また、今年は観客の持つスマートフォンの電波から混雑を把握するシステムも初めて導入しました。警視庁は「東京オリンピックに向けた試金石。問題点を洗い出して備えたい」としています。

こちらも読まれています