空爆で「イスラム国」指導者の側近を殺害
過激派組織「イスラム国」の掃討作戦を進めるアメリカ主導の有志連合は20日、「イスラム国」の指導者・バグダディ容疑者の側近を空爆で殺害したと発表した。
有志連合の発表によると、シリア東部のマヤディーンで先月31日に行った空爆で、「イスラム国」の宗教指導者トゥルキ・アル・ビナーリ容疑者を殺害したという。
ビナーリ容疑者は、「イスラム国」の指導者・バグダディ容疑者の側近で、2014年以来、「イスラム国」で宣伝活動を行っていたとしている。
有志連合は、ビナーリ容疑者が外国人戦闘員を集めたり、世界各地でテロを起こしたりする上で、中心的な役割を担っていたとみている。