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シーバスのバイブレーション

シーバスのバイブレーション12選|使い方・有効なシーン・素材別の特徴など

バイブレーションとは、巻くと細かく振動して魚を誘うルアーのこと。重さがあり、よく飛び早く沈むので、広範囲に散るシーバスをサーチしたり、ボトム付近を狙ったりする場合に適しています。今回は様々なメーカーが発売するバイブレーションルアーやバイブレーションの使い方についてご紹介します。

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目次

記事内画像撮影:TSURI HACK編集部

シーバスのバイブレーションルアーについて

シーバスのバイブレーションルアー

バイブレーションとは、巻くと細かく振動して魚を誘うルアーのこと。重さがありよく飛び早く沈むので、広範囲に散るシーバスをサーチしたり、ボトム付近を狙ったりする場合に適しています。

シーバスのバイブレーションルアー

また早巻きしてもアクションが破綻しにくく、シーバスの視界に突然ルアーを入れて反射的に口を使わせる「リアクションバイト」を狙いたい場合にも適しています。

とくにデイゲーム(日中)、オープンエリアでのシーバスゲームにおいては欠かせない存在のルアーです。

バイブレーションおすすめ12選

様々なメーカーが発売するバイブレーションルアー。その中でもシーバスにおすすめなアイテムをいくつかご紹介します。

レンジバイブはシリーズ累計200万個以上も売れているバイブレーション。シーバスにおいてはとくに70ESが人気で、釣れるバイブレーションとしてまず名前が上がるほど有名です。

タイトでハイピッチなアクションは、シーバスの捕食本能を刺激し、スレたフィールドであっても多くのバイトを得られます。

投げて巻くだけで釣れることを既に多くのシーバスアングラーが経験しているルアーです。


ローリングベイト77は背中にあるフィンが水を受け、ボディを回転させるようなローリングアクションを起こします。

人によっては釣れすぎてしまうので、あえて使用を制限している人も。それほど高い実釣性能があると評価されています。

港湾部や河川といった身近なフィールドで大活躍間違いなしです。


大きな強い波動が特徴のキックビート70。ボディ上下にあるヒレはシーバスが好む水平姿勢を実現する他、飛行姿勢が安定するので飛距離が出やすいメリットも得られています。

水が濁ってシーバスがルアーを見つけにくくなっていたり、ベイトが多すぎて波動が小さなバイブレーションだと反応を得づらかったりするシーンにおすすめです。


ソリッド樹脂ボディを採用しているサルベージソリッド 70ES。ハイプレッシャーなフィールドでシーバスが嫌うと言われるボディとフックの干渉音が起きにくく、通常のプラスチック製バイブレーションだとバイトが得られない時も口を使わせやすいです。

中空プラスチック製バイブレーションでバイトが無い状況で、これに変えると釣れたなんて声もあります。


モアザン ミニエント 57Sは、港湾部での釣りを得意とする大野ゆうき氏監修のバイブレーション。

ロッドでアクションを入れると左右に大きくスライドアクションを見せ、流れの変化や障害物の際など、ここぞというポイントでスライドアクションさせると思わずシーバスが食いついてきます。

サイズは57ミリと小さいものの、よく飛びよくアピールしてくれるバイブレーションです。マイクロベイトパターンの強さも魅力です。


シリコン製ソリッドボディを採用しているshiriten VIBE 53は、弾力のあるボディから生まれるライブリーでナチュラルな波動が魅力。スレきっていると言われるフィールドや、シーバスの追いが悪いと感じる時に活用しているアングラーが多いです。

また他のバイブレーションではアクションしないようなスロースピードでも十分な振動を起こします。春先の水温が上がりきっていない等の低活性な状況で、このルアーのスロー巻きが抜群に効くことがあります。


マービー90は、プラスチック製の中では圧倒的な飛距離が出せるバイブレーション。90ミリサイズと少し大きめですが、巻き抵抗は軽いので1日投げていても疲れにくいです。

スローに巻くとタイトローリング、巻きスピードを上げるとローリング幅が増す特徴があります。その特徴を利用して、1投の間に巻きスピードを変えてシーバスに飽きさせないように使うのがおすすめです。

 

アイアンプレートは、メタルバイブの金字塔を打ち立てたバイブレーション。バタバタと強いアクションは、高活性なシーバスを素早くサーチしてバイトさせるのにぴったり。アピールが強いので濁ったシーンにも強いです。

現モデルではシングルフックを搭載し、さらなる飛距離を手に入れ、同時にメタルバイブのデメリットであるバラシにくさを抑制しています。トレブルフックよりもキャッチ率が上がったとの声も多いです。


アイアンマービーは姿勢が抜群に安定していて、ラインがフックを拾ってしまうトラブルが非常に少ないです。メタルバイブではライン絡みトラブルが気になってやりにくい、トゥイッチやフォールもアイアンマービーなら大丈夫。

さらに#5フック搭載で、大型シーバスがヒットしてフックを伸ばされることも少ないです。

レインはダートさせることもできるメタルバイブ。ラインアイが2つあり、前にセットするとダートさせやすく、後ろにセットすると強めのバイブレーションを起こさせることができます。

例えば広範囲を探る時には後ろ側に、流れの変化等のピンスポットでダートの食わせを意識したい時は前にセットといった使い方が可能。とくに14gの評判が高めです。

鉄パンバイブは低価格が魅力。重めの26gにおいても800~900円程度で購入が可能です。

先端にヘッドバンパーを設け、ボトムにぶつけ続けてヘッドがすり減ることを大幅に軽減。低価格なので根がかりも恐れず、攻めのボトム攻略を行うことができます。

低価格ではあるもののバランスがよく、ライン絡みが少なく使いやすいとの評価も多いです。

メタルバイブで最大級サイズのビッグバッカー 107は、コノシロやボラ等の大型ベイトが捕食されている時にぴったり。サイズ感の割にアクションは控えめで、引き抵抗も少ないので投げ続けられる点も魅力。

フックが3本付いているのでフッキング率が高く、強烈なシーバスの首振りでもバレにくいのもおすすめポイントです。

青物もよく釣れるので、シーバス・青物狙い兼用で使っているアングラーも居ます。

 

バイブレーションの基本的な使い方

シーバスのバイブレーションの使い方

基本はデイゲーム。“広いエリアとレンジを探り、その中からリアクションで食ってくる高活性なシーバス拾っていくという考えの元に使用するのが良いでしょう。

ただ巻き

バイブレーションの最も基本となる使い方。バイブレーションはただ巻きすると勝手に振動してシーバスを誘ってくれます。

バイブレーションの振動が伝わってくる速度を維持しつつ、底を叩きすぎない(根掛かりしない)ように巻いてみましょう。ボトム付近、ボトムのスレスレを狙う時には少しスローを意識して巻いてみてください。

リフト&フォール

リフト&フォールは、ロッドでバイブレーションを上方向に持ち上げ、そのあとにフォール、この2つの動作を繰り返す使い方です。ただ巻きではシーバスが追いつけない状況、ボトム付近を徹底して狙いたい時等に使います。

使うバイブレーションの種類によってはフックがラインを拾ってアクションしなくなるトラブルが多いものもあるので、トラブルが少ないバイブレーションを選んで使うのがコツです。

2〜3度底

バイブレーションは巻いているとどんどん浮き上がってくるため、ただ巻きだけでは十分に各水深を探りきれているとは言えない場合も。そこで行ってみたいのが、1投の間に2~3度底を取ってみる使い方です。

キャストして着底させ巻き始めたら、飛距離の1/2~1/3を目安に底を取り直すと、各水深を効率よくチェックできます。

バイブレーションのサイズ選び(重さ・長さ)

シーバスのバイブレーションルアー

バイブレーション選びの際は、重さと長さの2つを抑えて選びましょう。選び方の目安を以下でご紹介します。

重さ

重さは水深に合わせて選ぶのが基本。水深2mくらいまでであれば10g、水深3m程度であれば15g、水深5m程度までを狙うなら20g、それ以上の水深狙いなら24〜28g程度がおすすめです。また風が強い時には重いものが使いやすいです。

長さ

長さは状況による使い分けがポイント。シーバスバイブレーションの平均的な長さは70mm前後で、理由としては代表的なベイトフィッシュであるイワシ等のサイズにぴったりなことが挙げられます。

50mm程度の小型のものは、エビやマイクロベイト等の小さなベイトを捕食している時によく使われます。

大型ベイトが多い地域や、秋のコノシロ・ボラパターンにおいては90~100mmといったサイズも選ばれます。

バイブレーションの素材選び

シーバスバイブレーションには大きく3つの素材が使用されています。それぞれにメリットとデメリットがあり、状況に応じて使い分けるのがポイントです。

以下で素材とそれぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

プラスチック(樹脂)

シーバスのプラスチックバイブ

プラスチック(樹脂)製のバイブレーション。ボディは中空になっていて、他の素材と比べてアピール力や沈むスピード、シーバスのスレに対する対応力のバランスがよく、使い勝手の良いことが大きなメリット。

デメリットはぶつけると割れやすいことや、メタルと比べると飛距離が出しにくいです。

メタル(鉄板)

シーバスのメタルバイブ

メタル(鉄板)はよく飛び沈むのが特徴。風が強い状況やボトム攻略をしたい時におすすめ。水深の深い沖堤防などは、コンパクトかつ飛距離が出てディープを探れるメタルバイブの使用率が高いです。

またアピール力も強いため、高活性なシーバスを釣るには一番手っ取り早いです。

その一方、アピール力の強さからシーバスがスレてしまうのが早いこと、自重の重さゆえにシーバスの首振りでバラしやすいことがデメリットと言えます。

シリコン

シーバスのシリコンバイブ

中には柔らかいシリコン素材を使ったバイブレーションも存在します。シリコンはアピール力こそ弱めですが、フックの干渉音が小さくナチュラルな質感が特徴で、スレたシーバスに非常に効果的です。

水が澄んでいてアピール力が強いと見切られてしまうシーンや、釣り人が多くて中々釣れないシーンに、シリコンだけは釣れるといった状況も少なくありません。

【注意点】バイブレーションの強みと弱み

バイブレーションの強みをまとめると、アピール力が強いボトムを効率よく探れる自重があるので風が吹いていても飛距離が出せることが挙げられます。

弱みとしては、アピール力の強さゆえスレやすく、自重があるためバレやすい、牡蠣殻が多いエリアや、バイブレーションの重さと水深のバランスが合っていないと※根がかりしやすいといったことでしょう。

根掛かりに注意

※初心者の方に多いのが、浅瀬で重めのバイブレーションを引き、ボトムを叩きすぎるが為に根掛かりが連発してしまうといったケース。

自分の通っているフィールドで、どの重さが適正なのか、本記事の“バイブレーションの重さ・サイズ選び”の項目をご参考ください。

ボトムを叩きすぎるといった感覚がわからない方は、実際のフィールドで出会った他の釣り人や、フィールドを知る釣具店の店員さんに聞いてみるなどしても良いでしょう。

シーバスにバイブレーションは必須!

デイゲームにおいて、バイブレーションはマストなルアー。飛距離が出しやすく、ただ巻きで十分シーバスを釣ることができます。全国どこでも活躍するので、迷った時にはバイブレーションから始めてみましょう。

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