東京のドヤ街「山谷」に人種や文化の垣根なくみんなが利用できる「さんやカフェ」をつくります。

◼︎ 「山谷」のまちについて

 

初めまして、一般社団法人 結YUI と申します。

 

わたしたちは、2010年から山谷で「多様性を活かしたまちづくり」をテーマに活動しています。

 

山谷は、江戸時代より宿場町として栄え、高度経済成長期には全国から労働者たちが集まってきた、簡易宿泊所の密集地域です。

 

町名としての山谷は昭和41年に消滅しましたが、いまだにかつての日雇い労働者たちがこの地域で生活しています。

 

2002年のFIFAワールドカップ以降は海外からの観光客も増え、今では年間10万人以上の観光客が訪れます。

 

わたしたちはこのまちに、 あらゆる人種、異なる背景を持つ人々が利用できるカフェをつくりたいと考えています。

 

(「MotionGallery」というクラウドファンディングのサイトに、数点の写真と共に、わたしたちの想いを綴っております。よろしければご覧ください。 https://motion-gallery.net/projects/sanya_cafe )

 

◼︎ どうして「山谷」で「カフェ」なのか

 

どうして「山谷」で「カフェ」なのか。そこには、さまざまな想いがあります。

 

このまちには、地域住民、海外からの観光客、そして路上のおじさんたちが混在しています。

 

ところが、そういったさまざまな人が同じ場所に集まることはほとんどありません。

 

同じ場所に暮らしていても、お互いを知らない。

 

そのせいで、誤解が生まれてしまったり、距離ができてしまうことがあります。

 

また、外から来て山谷を知りたいと思う人たちが、気軽に訪ねられるような場所も多くはありません。

 

今、このまちに必要なのは、 山谷に住まう人訪ねる人の「入口」になるような場所だと思っています。

 

カフェを通して、それぞれ好きな過ごし方を見つけてもらうことから、「また来たい」「あの人に会いたい」と次のつながりが生まれていく。

 

そんなきっかけの場所をつくりたいと思います。

 

 

◼︎ どんなカフェをつくろうとしているか

 

このカフェでは、コーヒーを買うことができない誰かのために一杯分の代金を前払いする「Suspended Coffee」というチャリティの仕組みや、まちのゴミ拾いの活動に参加した人に無償で食事を提供するサービスを行う予定です。

 

また、まちの観光情報、仕事、不動産の情報まで得ることができる「案内所」の機能や、気軽に生活相談ができる時間も設けたいと思っています。

 

「元ホームレスの方が就活生の相談に乗る」など、異なる背景を持つ人たちをつなぐイベントもできるのではないかと考えています。

 

ほかにも、ここならではの、ここでしかできないことが、たくさんあると思います。国内外の事例を持ち寄りながら、話し合いを続けています。

 

 

◼︎ 少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ山谷に遊びにきてください

 

カフェのオープンは2018年の2月中旬を予定しています。

 

オープンに向けて、少しでも多くの人に、わたしたちの取り組みを知ってもらいたいと思っています。

 

もし、わたしたちの想いを聞いてくださる方がいらしたら、ご連絡をいただけますととても嬉しいです。

 

質問や感想だけでも構いません。下記までお気軽にご連絡ください。

 

そして、ぜひ山谷に遊びに来てみてください。

 

ご連絡をお待ちしております。

 

 

メールアドレス：　info@sanya-yui.net

電話番号：　03-3875-5362 　(「ホテル寿陽」に繋がりますが、こちらは一般社団法人 結YUIが運営するホテルになります)

担当者名：　笠原 (カサハラ)

 

 

■会社概要

 

商号　　      ：一般社団法人 結YUI 

代表者　      ：代表理事　義平 真心

所在地　      ： 〒111-0022 東京都台東区清川2-15-3　ホテル寿陽内 一般社団法人 結YUI オフィス

設立　　      ： 2010年

事業内容      ：山谷のまちづくり(宿泊施設の運営・生活相談・就労支援など)

 

日本の三大寄せ場のひとつといわれる山谷(さんや)で「多様性を活かしたまちづくり」をテーマに活動しています。江戸時代から宿場町として栄えてきた山谷の地域資源である宿泊業を活性化することで、雇用が生まれ、まちが元気になるとわたしたちは考えています。家を持たない方や生活保護制度を利用している方の居場所をつくり、地域の住民も住みよくなる、本当の意味での「多様性を活かしたまちづくり」を考えることが、わたしたちの使命です。