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才能開かせたいならシンガポールへ-アジア首位、世界でも2位

  • 仏INSEADがグローバル才能競争力指数を発表
  • 日本は3つ順位を落とし世界22位-中国は54位、インド92位
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Photographer: Nicky Loh/Bloomberg

シンガポールは人材を呼び込み、才能を育てる点でアジアで最も優れている。世界クラスの教育制度だけでなく、デジタル時代に合わせたスキルの活用を反映している。

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  フランスのビジネススクールINSEADが18日発表したグローバル才能競争力指数によれば、シンガポールはスイスに次いで世界2位。アジア太平洋から他にトップ10入りしたのはオーストラリアのみだった。

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  この指数は国が人材を呼び込み、才能を育て、そうした人材を自国にとどめる能力を分析。世界に通じる知識や職業・技術的スキルを発展させる力も評価している。

  シンガポール政府は同国をアジアにおけるハイテクの中心地にしようと取り組んでおり、中小企業の新たなテクノロジー採用や労働者のスキル更新を支援している。

  アジアの大国は低いランキングにとどまっている。日本は3つ順位を落とし世界22位。中国は54位、インドは92位だ。

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