新たな衛星画像 “核実験いつでもできる”と分析[2017/04/22 11:47]

 北朝鮮が準備を進めているとみられる6回目の核実験について、アメリカの北朝鮮研究グループは、いつでも実施できる状況にあるとする新たな分析結果を発表しました。

 北朝鮮研究グループ「38ノース」は、19日に撮影された北朝鮮の北東部の豊渓里(プンゲリ)にある核実験場の衛星画像を公開しました。資材を運ぶトレーラーや小さなトラックなどが確認できることから、いつでも核実験を実施できることを示していると指摘しました。その一方で、16日に撮影された衛星画像に写っていたバレーボールをしているとみられる人たちの姿は、今回は確認できなかったということです。38ノースは、これらの動きが核実験を控えて「戦術的に休止」しているのか、核実験などの挑発行為をする態勢を「長期的に停止」しているのかは不明だと分析しています。

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