冬になり手足の冷えに悩まされている人も多いのではないでしょうか? 「冷えは万病のもと」ということわざがあるように、体温が下がると体はもちろん、美容面にもよくない影響が…。そこで、今回は自宅でできる真冬の冷え対策をご紹介しましす。

■冬顔に“疲れ”や”老け”を感じるのは冷えによる血行不良が原因



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冬の朝に鏡を見ると、疲れや老けを感じることはありませんか? 乾燥しやすい季節であることも影響していますが、これは冷えによる血行不良が引き起こしている顔色の悪さのせい。メイクをしても、イマイチ顔色がくすんで見えるのもこれが原因です。

肩こりや太りやすくなる、など冷えは体によくない影響を及ぼしますが、実は美容面にも悪く、あなたの美人度を下げてしまっているのです。

【冷え対策1.寝起きに白湯を飲む】



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朝起きたら、まず食事の前にマグカップ1杯の白湯(何もまぜない湯)を1杯飲みましょう。腸のなかを白湯で温めることによって腸内活動が活発になり、体がポカポカします。腸内の汚れも落としやすくすることができ、健康やダイエットにも繋がりますよ。

【冷え対策2.からだを冷やさない食べ物を選ぶ】



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食事によって、摂取する栄養素も体内の熱生産や血流改善をサポートしてくれます。特に、冬が旬の野菜やフルーツは体を温める働きがあるものが多いので、積極的に取り入れてみて。

野菜では生姜や唐辛子、ネギや人参、白菜や大根などをお鍋にするのがオススメです。フルーツでは、イチジクやリンゴなどが冷え性予防には◎。多くの女性が好んで食べるサラダは体を冷やしてしまうので、冬の時期は蒸すなどして温野菜としていただきましょう。また、体内温度を上げる食材としてお肉も効果的。肉類を摂取すると体温が上がりやすくなるので、温かい野菜料理と一緒にぜひ!

【冷え対策3.腹巻やカイロで内臓を温める】



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手足の冷えといっても、その部分だけを温めたのでは解決にはなりません。体全体を温めることによって末端の手足の冷えも予防できるのです。そのためには、内臓をしっかり温めましょう。

内臓を温める手軽な方法は、腹巻を愛用すること。最近では、かわいらしいデザインのものも出ているので、自宅でのくつろぎタイムや睡眠時に使ってみませんか? また、カイロを貼るのも効果的。お腹側ではなく、腰の中央からやや下がったところにある仙骨に貼ると、手足を含む全身を温められます。

【冷え対策4.適度な運動を行う】



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体の冷えと筋肉量は、とても深い関係があるって知っていますか? 運動によって、筋肉の伸縮が繰り返されることで熱が生まれるのです。つまり、筋肉量が多いほど発熱量が増え、冷えにくい体へなります。毎日は無理でも、週に数回ジムに通ったり、移動時にエスカレーターを使わず階段を使うなど、ほんのちょっと意識を変えてみることも大切です。

【冷え対策5.お風呂ではバスタブに浸かる】



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冷え対策にはしっかりバスタブに浸かる入浴が効果的ですが、ただ浸かるだけでは体が芯から温まりません。芯からポカポカになるには入浴前に温かい白湯をコップ1杯飲んでおきましょう。

さらに、寒いからといって熱すぎるお湯は逆効果。ちょっぴり熱めに感じる41〜42℃くらいのお湯に保温系の入浴剤を入れてゆっくり浸かります。さらに、足先を揉みほぐすとお風呂上がりもポカポカが持続します。


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最近、肌がくすんでメイクのノリが悪いと感じている人は、冷え対策をしっかり行ってみてはいかがでしょう? 体を温めることで血色もよくなり、きっと美人度もUPするはずですよ。