NMB48メンバーが自分の限界にチャレンジする「NMB48のナイショで限界突破!」(BSスカパー!、19日午後7時放送)の公開収録が7日、大阪市内で行われ、ドラフト2期生の新星、西仲七海(13)が天然ぶりを発揮した。

 レギュラー放送から不定期放送に変わった同番組だが、この日は、卒業を発表した藤江れいな(23)がアシスタントを務め、グループの先輩、後輩が紙切りや料理などで対決した。

 西仲はメークやコスメ商品、ファッションが好きで、女子力アップの動画が注目されている1期生の吉田朱里(20)と、ファッションのプロデュースで対決。5期生の山本彩加(14)梅山恋和(ここな=13)の衣装を考え、女子力“女王”に挑んだ。

 西仲は「2カ月ぐらいずっと考えてて、ここな(梅山)とか、あーやん(山本)とか、普段とは違う顔が見られた。握手会でも着てほしい」とアピール。続けて、今後、番組が再レギュラー化された場合に希望する企画を問われて「運動会」を挙げた。

 番組MCのロバートは、思わず「リアルに学校でやってるでしょ!」とつっこんだが、西仲は「いや、ちょっと変わった障害物競走とか。網のかわりに布で」と、イマイチ、イメージがわかないアイデアを披露。さらに、得意な運動競技には「バランス」と答え、マイペース回答で、先輩達を煙に巻いた。

 おとなしそうな小さな声なのに、発言は堂々としている。吉田も「七海みたいな子がファッションを発信してくれたら、キッズモデルじゃないけど、新しい世代のファンにも注目してもらえる」と拍手。その吉田は「今後はNMB48の衣装とかも、私がプロデュースしたい」と夢を語った。

 そんな頼もしい後輩たちに、藤江は「メンバー個人の特技も見られて、楽しかった」。最も度肝を抜かれたメンバーは「青春のラップタイム」を歌いながら紙切りに挑んだ谷川愛梨(21)と言い「マイペースのずばぬけた空気感は、やっぱり最高。いつもフワフワしてるけど、やるときはやる女です」と話した。

 進行のロバート・秋山竜次(38)は「難波アイドル団、やっぱすごいよ」と勝手にグループ名を改名してしまい、藤江らが「違います! NMB48です」とつっこみ返して爆笑。山本博(38)は、哲学に続きラップにはまっている須藤凜々花(20)のセンスに「何事も、とことん突き詰める子だな」と感心しきり。馬場裕之(37)は「またレギュラー放送に戻ってほしい」と訴えていた。