このブログでも幾度もご紹介させて頂いた
死を間近に控えた最愛のお母さんの看取りに向き合い続けた木村差代子さん…
彼女のお母さんが、2017年2月16日亡くなられました。
下記、木村さんの書き込みです。
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私をこの世に産み育ててくれた偉大なる母が、本日、15:30分に、私の腕の中で、安らかに、穏やかに、
光の世界へと旅立ちました。
呼吸が少しずつ早くなって、
その早くなる母の呼吸に合わせて、一緒に呼吸を重ね、
ありがとうね、ありがとうね、
と溢れる涙を止めることが出来ずに抱きしめて、
しっかりと目と目で見つめあっていたら、
母の両方の目からつーと涙が溢れでて、スーと息を引き取りました。
いつも、誰かが声をかけると、口角をあげてニコッと笑顔で応えてくれていた母の
完璧なる美しい旅立ちでした。
綺麗に身体を拭いてあげて、
白装束にお着替えを、スタッフの方と一緒にさせて頂いて、
私がお化粧をしました。
不思議なことに、息を引き取ってから、口紅を塗ってあげると、自然に口角が上がって、再び笑顔の神々しいお顔になりました。
あまりに美しくて、感動しました。
今までの過程を見守って下さっていた全ての皆様にこころからお礼を申し上げます。
ありがとうございます。
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木村さんのお母さんは、私が木村さんにご紹介した施設「はなみずきの家」で最後を過ごされました。
木村さんの今日に至るリアルな心のさまを綴ったコトバを、幾度もご紹介させて頂きました。
また、木村さんは、私の提唱する子孫へのラブレターもこの一連の出会いの中、決行されました。
さらには、私が上映会を幾度も主催し、全国で上映の輪を広げるお手伝いをさせて頂いている「いきたひ(生死)~家族で看取る」も、数か月前にお父さんと一緒に鑑賞され、深く感銘を受け、上映会まで開催さてました。
そんな木村さんのこの言葉を今、読み、味わい、浮かんできた言葉を
おめでとうございます…
でした。
木村さんとお母さまの魂に合掌させて頂きます。