取材中に見つけた○○なもの

ついに「有料でスクラッチを削るサービス」が登場、DSP版Windowsのプロダクトキー保護

削る時に失敗して、キーが読めなくなる人が後を絶たないため

 スクラッチで保護されているDSP版Windowsのプロダクトキーに関する新たなサービスがツクモパソコン本店で始まっています。

 サービスの内容は、「購入者に代わってスクラッチを削る」というもの。料金は税別500円。「スクラッチを削るだけで料金が発生するの?」と思う方も多いと思いますが、今回のサービスは、利益確保というよりは、さらなる注意喚起の意味を込めて開始したようです。

 以前お伝えしたように、DSP版Windowsは昨年秋頃からプロダクトキーがスクラッチで保護されたパッケージに変更されています。

 今回のサービスを開始したツクモパソコン本店では、販売時にスクラッチの削り方を記した説明書をDSP版パッケージに貼付し、注意喚起を行っていますが、「それでも、週1~2件くらい失敗したという問い合わせがある」(同店)とか。この状況は、他のショップも同様で、ショップの間では少々厄介な問題となっています。

 実際に今回のサービスを利用する方が、どの程度出てくるのかはわかりませんが、「OSのプロダクトキーを削る時は注意した方がいい」という認識が広まれば、このサービスの提供は成功なのかもしれません。

DSP版に説明書を貼付
店頭でも告知