11月民生用電子機器3.1%増 4Kテレビ台数、3割突破
電子情報技術産業協会(JEITA)が26日発表した11月の民生用電子機器の国内出荷額は前年同月比3.1%増の1200億円だった。自動車の販売増に伴い、カーナビなど車載機器が好調なことが貢献した。
映像機器は0.1%増の624億円。画面サイズ50インチ以上の大型テレビなどが伸びた。高精細の「4K」テレビは台数ベースで73%増だった。薄型テレビ全体に占める割合は33.4%となり、初めて3割を突破した。
車載機器は6.1%増の491億円だった。音響機器はブルーレイ・ディスク(BD)レコーダーなどが伸び、9.3%増の85億円になった。JEITAでは「12月は年末のボーナス商戦が本格化し、4Kテレビの出荷増に期待したい」としている。