ロシア主導でシリア停戦 関与しない米も「歓迎」[2016/12/30 11:57]

 6年近くにわたって内戦が続いているシリアで、アメリカが関与しないロシア主導の停戦が実行されました。

 シリア全土でアサド政権と反体制派が停戦することで合意し、30日午前0時、日本時間の午前7時から実行されました。シリアのアサド政権を支援するロシアと反体制派を支援するトルコが主導しました。これまでにもアメリカ主導の停戦はあったものの、破られていて、中東に影響力を持つアメリカが関わっていない今回の停戦が維持されるかは不透明です。すでに反体制派は停戦開始の2時間後に戦闘を確認したと伝えています。一方、アメリカ国務省は声明を発表し、「暴力を止め、命を守る取り組みを歓迎する」としています。

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