米ツイッター、今度は最高技術責任者が退社

米ツイッター、今度は最高技術責任者が退社
 12月20日、米短文投稿サイト運営大手ツイッターのアダム・メッシンガー最高技術責任者(写真)が退社する意向を明らかにした。写真はニューヨークで2013年10月撮影(2016年 ロイター/Eduardo Munoz)
[20日 ロイター] - 米短文投稿サイト運営大手ツイッターのアダム・メッシンガー最高技術責任者(CTO)が20日、退社する意向を明らかにした。同社はジャック・ドーシー氏が昨年に正式な最高経営責任者(CEO)として経営に本格復帰して以降、幹部が相次いで退社している。
メッシンガー氏は2011年にツイッターに入社し、13年3月にCTOに就任。同社のエンジニアリング、商品開発、設計を担当してきた。ツイッター入りする前は、ソフトウエア大手オラクルで開発担当のバイスプレジデントを務めていた。
ツイッターでは先月、最高執行責任者(COO)のアダム・ベイン氏が退社。後任のCOOにはアンソニー・ノト最高財務責任者(CFO)が就任している。
ツイッターの商品担当バイスプレジデント、ジョシュ・マクファーランド氏も20日、退社してシリコンバレーのベンチャー企業であるグレイロック・パートナーズに移ると明らかにした。
ツイッターはライバル勢との競争が激化するなか、利用者数が伸び悩んでいる。10月には人員を9%削減する方針を発表した。

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