iPhoneで作れる、手の平サイズの3Dプリンター!これが本当の魔法のプリンターになるかも
3Dプリンターは、以前の盛り上がりが嘘のように、最近はあまり話題が聞かれなくなった。
様々なものを樹脂のリボンを溶かして造形できる「魔法のプリンター」として3Dプリンターは大きな脚光を浴びた。
個人でもメーカーのように、立体を作れると夢を膨らませた人も多い。
だが3Dプリンターで、毎日のように人形を印刷(造形)する、なんて人はいないだろう。
しかも3Dプリンターは本体サイズが大きく、家庭などに置くには場所を取るなど、そうそう購入に踏み切れない。モノづくりの好きな人には最高のツールだが、一般の人にはまだまだ敷居の高い製品なのだ。
ところが、この3Dプリンターが手の平に乗ってしまうほどの小型サイズの製品として登場しようとしている。「PocketMaker」がクラウドファウンディングサービスで資金募集を開始したのだ。
さらに99ドル、1万円ちょっとと値段も手軽なのである。
この手のひらサイズの3Dプリンターの登場は、一般の人にとっても、本当の意味で魔法の道具になるかもしれない。
手の平にものる小型の3Dプリンター「PocketMaker」
たとえば、壁掛けフックが折れてしまった。
そんなときにPocketMakerがあれば、その場で同じ形のものを作ることができる。
予備のフックを買っておく必要もないし、交換品を買いに行く手間もいらない。
今使っているモノが壊れても、簡単にパーツを複製できるからだ。
また、家で使う収納ケースが欲しい、なんていう時も、わざわざ買いに行かなくてもPocketMakerを使って好みの形状のケースを作ることができる。「こんなものがあるといいな」と思った瞬間に、そのアイディアを実際の形にすることができるのだ。
もちろん市販されている3Dプリンターを買えば同じことはできる。もっと大きなアイテムを作ることも可能だ。だが、家庭に置くには本体が大きすぎる。
それに対してPocketMakerなら、テーブルの隅に置いておいても邪魔にならないほどコンパクトな大きさだ。
また透明アクリルでカバーされた本体デザインも良い。
なにより、思いついたときにiPhoneやスマホを取り出して「これを作りたい」とアプリで指定すれば、好きなものができる手軽さが、素晴らしい。
とはいえ実際にアイテムを立体化するには、3Dデータが必要だ。
しかし、今では、市場に出回っている様々な3D図面データが公開されており、これらを使えば、似たようなものを作ることも簡単になってきている。
実際に、自分で3Dデータを制作しなくても、3Dプリンター用のフリー素材データには、子供用の人形だったり、自宅で使う小物入れだったり、様々なデータがあるので、PocketMakerを使って造形できるというわけだ。
身の回りの小物を手軽に造形できる
・1万円ちょっとの価格、
・どこにでも置ける超小型サイズ
・スマホから簡単操作
PocketMakerは、一般家庭用の「なんでも作れる」「なんでもつかりたい」を実現してくれるマシンとして3Dプリンターの普及を広めるものになるかもしれない。
出資は12月頭まで受け付けている。興味ある人は出資してみてはいかがだろうか?
山根康宏
様々なものを樹脂のリボンを溶かして造形できる「魔法のプリンター」として3Dプリンターは大きな脚光を浴びた。
個人でもメーカーのように、立体を作れると夢を膨らませた人も多い。
だが3Dプリンターで、毎日のように人形を印刷(造形)する、なんて人はいないだろう。
しかも3Dプリンターは本体サイズが大きく、家庭などに置くには場所を取るなど、そうそう購入に踏み切れない。モノづくりの好きな人には最高のツールだが、一般の人にはまだまだ敷居の高い製品なのだ。
ところが、この3Dプリンターが手の平に乗ってしまうほどの小型サイズの製品として登場しようとしている。「PocketMaker」がクラウドファウンディングサービスで資金募集を開始したのだ。
さらに99ドル、1万円ちょっとと値段も手軽なのである。
この手のひらサイズの3Dプリンターの登場は、一般の人にとっても、本当の意味で魔法の道具になるかもしれない。
手の平にものる小型の3Dプリンター「PocketMaker」
たとえば、壁掛けフックが折れてしまった。
そんなときにPocketMakerがあれば、その場で同じ形のものを作ることができる。
予備のフックを買っておく必要もないし、交換品を買いに行く手間もいらない。
今使っているモノが壊れても、簡単にパーツを複製できるからだ。
また、家で使う収納ケースが欲しい、なんていう時も、わざわざ買いに行かなくてもPocketMakerを使って好みの形状のケースを作ることができる。「こんなものがあるといいな」と思った瞬間に、そのアイディアを実際の形にすることができるのだ。
もちろん市販されている3Dプリンターを買えば同じことはできる。もっと大きなアイテムを作ることも可能だ。だが、家庭に置くには本体が大きすぎる。
それに対してPocketMakerなら、テーブルの隅に置いておいても邪魔にならないほどコンパクトな大きさだ。
また透明アクリルでカバーされた本体デザインも良い。
なにより、思いついたときにiPhoneやスマホを取り出して「これを作りたい」とアプリで指定すれば、好きなものができる手軽さが、素晴らしい。
とはいえ実際にアイテムを立体化するには、3Dデータが必要だ。
しかし、今では、市場に出回っている様々な3D図面データが公開されており、これらを使えば、似たようなものを作ることも簡単になってきている。
実際に、自分で3Dデータを制作しなくても、3Dプリンター用のフリー素材データには、子供用の人形だったり、自宅で使う小物入れだったり、様々なデータがあるので、PocketMakerを使って造形できるというわけだ。
身の回りの小物を手軽に造形できる
・1万円ちょっとの価格、
・どこにでも置ける超小型サイズ
・スマホから簡単操作
PocketMakerは、一般家庭用の「なんでも作れる」「なんでもつかりたい」を実現してくれるマシンとして3Dプリンターの普及を広めるものになるかもしれない。
出資は12月頭まで受け付けている。興味ある人は出資してみてはいかがだろうか?
山根康宏