椎名林檎さんが自民党で講演 東京五輪へ提言 アーティスト来訪ラッシュ

自民党本部に入る椎名林檎さん=28日午後、東京・永田町(川口良介撮影)
自民党本部に入る椎名林檎さん=28日午後、東京・永田町(川口良介撮影)

 歌手の椎名林檎(りんご)さんが28日、自民党文化伝統調査会(山谷えり子会長)が党本部で開いた「『文化立国』日本を世界に発信」をテーマにした会議に出席した。出席者によると、椎名さんは2020年東京五輪に向け「何度でも訪れたい国にする必要がある」との提言を行ったという。

 椎名さんはリオ五輪閉会式で東京を紹介するイベントの音楽監督を務めた。会議では五輪関連のイベントを活用した日本文化の一層の振興と対外発信を図ることを求める決議も行った。

 自民党本部では30日のクールジャパン戦略推進特命委員会でロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIさんが日本人アーティストの海外戦略について話す予定。ヒット映画「シン・ゴジラ」の庵野秀明総監督も16日の特命委に出席しており、文化人を招いたイベントが相次いでいる。

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