【江戸の味】大根雪汁
作り方
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皮がついたまま、大根をおろします
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2
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だし汁におろした大根を汁ごと入れます
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3
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味噌・塩で味をつけます。味噌は少なめにして、塩で味を補います
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4
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水溶き片栗粉を加えます。なべをかき混ぜながら、全体によく混ざるように入れましょう。
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5
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椀に汁をいれて、薬味、刻み海苔を盛ったら完成です!
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元文献の記述 (1/7)
一かたき大根の皮をむき。わさびおろしの目のあらきかたにてをろして。熟湯に打込。
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7
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元文献の記述 (2/7)
さつとにへあがりたるを。布にてしぼり。上々の葛粉をどんぶりに入れ。右のをろしをまぶし。
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8
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元文献の記述 (3/7)
しばらくねさして。此間に薄みそ汁をかけおき。扨右のをろしを。すり鉢にてすり。
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9
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元文献の記述 (4/7)
右みそしるを少しづつ入て。とろろのすこしかためにして。外の鍋にすまし汁をこしらへ。
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元文献の記述 (5/7)
煮上りたる所へ。右の大こんを。かな杓子にてすくひ入レ。一ふきしたるを。汁とも椀にもり出すなり
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元文献の記述 (6/7)
此かやくは。ちんひ。こまごま。ねぎかあさつきか。こまごま。
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元文献の記述 (7/7)
あさ草のりこまごまか。ただしとうがらしをほそく。せん切にしてだす
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(補足1/3)
現代版レシピは元文献のレシピを元に簡略化した手順にしています。たとえば大根の硬さも今と当時では違い
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(補足2/3)
現在の大根は当時とくらべて柔らかく水っぽいため、すり鉢でするほどではないですし
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(補足3/3)
また、大根の皮も当時ほど固くないため、ゴミを出さないように皮ごとおろすようにしました。
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コツ・ポイント
大根の量ももっと多くても美味しいですよ!
このレシピの生い立ち
現代版のレシピは東京家政学院大学生活文化博物館様よりご提供頂きました。