安倍総理が宮城県を視察 復興道路の開通式に出席[2016/10/30 19:01]

 安倍総理大臣は東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県を訪れ、「復興道路」の開通式に出席したほか、地元の特産品を集めたイベントの視察などを行いました。

 安倍総理大臣:「今回の開通で、仙台から南三陸町まで三陸沿岸道路がつながり、地域の復興創生を図っていくうえで大きな役割を果たすことが期待されています」
 安倍総理は30日午前中、復興道路として建設が進む三陸沿岸道路の一部区間の開通式典に出席しました。式典では、2020年度までに全線の約9割を開通させる考えを示し、復興を加速させる考えを強調しました。また、宮城県南三陸町の特産品の展示即売会を視察し、水揚げされたばかりのサケやタコを使った料理を試食しました。午後には、宮城県気仙沼市にある観光客に体験型のツアーを行っている水産業者などを視察し、東北地方を訪れる海外からの観光客を3倍にする目標に向け、国の支援を充実させる考えを示しました。

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